♨ 七里田温泉 下湯(下ん湯)(ラムネ湯)
⚠ 「七里田温泉 下湯」は2023年7月にリニューアルされました。この記事は改装前の記事です。⚠
『七里田温泉』は、大分県竹田市久住町にある温泉で、「七里田温泉館 木乃葉の湯」と、共同浴場の「下湯 (下ん湯)(ラムネ湯)」から成る、小さな小さな温泉地です。
以前はジモ専だった「下湯 (下ん湯)(ラムネ湯)」も、現在は「七里田温泉館 木乃葉の湯」の管理下におかれています。
七里田温泉は、近くにある竹田市直入町の「長湯温泉」と同じく炭酸泉です。長湯温泉は、旅館が立ち並ぶ温泉街を形成しており、中でも「ラムネ温泉館」が外観もお洒落で知名度が高いのに対し、七里田温泉の知名度はあまり高くありません。しかし “炭酸泉” の質から言えば、七里田温泉の下湯の方が断然良いと思います。(筆者の個人的主観です)
「下湯」「下ん湯」「ラムネ湯」「ラムネの湯」と呼ばれるこの温泉は、昔から地元の方の共同浴場として使われて来ました。現在は「七里田温泉館 木乃葉の湯」にて入浴券を買って入浴しますので、入浴時間も七里田温泉館に準じます。駐車場も勿論七里田温泉館のを利用します。
まず七里田温泉館の入口で入浴券を購入します。「七里田温泉館 木乃葉の湯」と「下湯」の入浴券は別々で、どちらも大人300円です。下湯に入浴する際には、別に鍵代として1000円を預けます。これは鍵を返すときに返却して貰えます。下湯の入口に鍵がかかっているので、鍵を開け、入ったら必ず鍵をかけて下さい、と説明を受けました。下湯にはロッカーはないので、必要な方は七里田温泉館の券売機の前にあるロッカーを使用します。
七里田温泉館から下湯までの道のりは、徒歩で1、2分です。 温泉館から下湯まで矢印が書いてあったり、立札があったりしますので、迷う心配はありません。
七里田温泉館の横に流れる小川の少し下流に建つ下湯は、割と新しく塗り替えられたと思われる黄色い壁の2階建ての建物です。以前は2階が休憩所として利用されていたそうですが、現在は使われていません。
建物に近づくと、センサーが人を感知して、音声案内が流れます。内容は「七里田温泉館で入浴料をお支払い下さい」的なもの。そしてそこには防犯カメラが回っており、かなりの厳戒態勢。知らずに行くとちょっとびっくりします。
では鍵を開けて中へ入ります。左が男性、右が女性で、一番右奥にトイレがあります。脱衣所は作り付けの脱衣棚と、テーブルの様な台、パイプ椅子がありました。浴室は、脱衣所から階段を数段下りました。
他に入浴している方がいらっしゃったので、浴室の写真はありません。小さめの湯船で、大人5~6人が限界かと思います。 炭酸泉ですので、炭酸ガスが発生する為、「寝そべらないで下さい」の注意書きがありました。浴槽の横には換気扇が回っています。
浴槽に体を沈めると、瞬時に無数の泡が体にまとわり付きます。湯は無色透明です。まるでソーダの様に、水面の泡がプチプチと弾けています。湯の温度は、温いとはいえ、長湯温泉の「ラムネ温泉館」のラムネ温泉(32℃)よりはるかに高温の、 37℃前後です。なので体を沈めても寒いという感覚はありません。ラムネの気持ち良さと、長湯するのに良い温度で、気付くとかなりの長湯をしていました。
七里田温泉館の方が「下湯は浸かるだけ」と言われた通り、皆さん体を洗ったりはせず、ただ浸かってありました。他の方が入って来られたので退散しましたが(なにせ浴槽は広くないので)、いくらでも浸かっていられるお湯でした。しかし炭酸ガスが発生しているので、あまり長湯は危険かもしれませんね。
最終訪問日:2012.03.16.
♨ 七里田温泉 下湯 アクセス
名称 | 七里田温泉 下湯 |
住所 | 大分県竹田市久住町有氏4050-1 (七里田温泉館 木乃葉の湯) |
TEL | 0974-77-2686 |
URL | https://konoha.sichirida-onsen.com/ |
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炭酸泉の源泉を多く持つ長湯温泉。全国4番目の源泉かけ流しを宣言。静かな敷地は茅葺の母屋を中心に離れ9棟、旅籠1棟、家族湯や男女別浴場も充実。料理も名物エノハや自家製ハム等、創作料理は絶品。
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