白水の滝
竹田市荻町陽目から熊本県阿蘇郡高森町にわたる場所にある滝で、国の登録記念物となっています。大野川の源流でもあります。
名前の由来に「幾筋もの糸のような滝となって流れ落ちて、その滝水が白く見えることから」と、「99本の滝筋があり、100に1つ足りなかったので、百から一の横棒を抜いて白水の滝とした」との二つの説があります。
滝への入口は、「陽目の里キャンピングパーク」となっており、キャンプ場と食事処「名水茶屋」があります。その駐車場に車を停め、「名水茶屋」から遊歩道を約10分~15分程度歩いて「白水の滝」に向かいます。
遊歩道を歩いていると、岩肌を流れ落ちる岩清水がそこかしこで見られます。この辺り一帯がそういう地層で、岩盤から湧水が流れ落ちている様です。
マイナスイオンを浴びながら歩く事約10分、滝の入口に当たる「大野川源流の碑」が見えて来ました。
白水の滝の説明板や遊歩道案内図などが立っています。ここから白水の滝までは約300m、足場が少し悪くなります。
荻台地は阿蘇火山の火砕流による堆積物で造られており、荻町大谷川流域では火砕流堆積物の岸壁が連なっています。溶結凝灰岩、柱状節理や亀裂の割れ目、火山灰、軽石は多量の水を含むことができるので、雨水は地層深くに浸み込んで行き、水を通しにくい地層に行きあたると、その表面を伝って低い方へと移動し、地下水脈を作って流れ下ります。それが現れたものが湧水です。
白糸の滝は、高い岸壁の上の割れ目から大量の水が流れ落ちているのが特徴です。
最終訪問日:2018.04.27.
白水の滝 アクセス
名称 | 白水の滝 |
住所 | 大分県竹田市荻町陽目371 |
TEL | |
URL |
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