佐藤義美記念館
童謡「犬のおまわりさん」など多くの童謡を生み出した竹田市出身の作家、佐藤義美の記念館です。外観は佐藤義美が晩年を過ごした神奈川県逗子市の建物を再現したものです。
佐藤義美は、明治38年(1905年)に直入郡岡本村(現竹田市)で生まれました。父親の転勤のため、鹿児島、小倉の小学校を経て、中学で竹田に戻り、15歳の頃横浜に転居、この頃から詩や童謡を書きはじめます。19歳の頃に東京に転居し、その後の人生の大半を東京で過ごしました。早稲田大学在学中から、童話作家として活躍していました。
童謡「犬のおまわりさん」
佐藤義美記念館この記念館は、詩人で、童謡・童話作家の佐藤義美が、晩年を過ごした、神奈川県逗子市桜山の仕事場を模し、佐藤義美の業績と亡くなる迄使っていた物品のほとんどを収納展示するとともに、児童文学を学び、それを展開されていく場。佐藤義美の精神を受け継ぐ場として継承者で児童文学者の稗田宰子女史により造られた記念館です。
記念館入口の立札より転記
佐藤義美は、明治38年(1905)竹田市挟田に 父・平太郎、母・キツの長男として生まれました。竹田中学(現・竹田高校)二年生の時、横浜に転居。その頃から詩 童謡を書きはじめました。
「大人も、むかしは子どもだった、子どもも、やがて大人になる。大人も 子どもも、本当に考えなければならない事は同じなのだ。」
という考え方を基本に、佐藤義美は、人間を信じ、特に体も心もまだ新しい人間(子ども)を信じて、一生のあいだに、三千篇をこえる童謡・童話を書きつづけ、昭和43年(1968)12月16日亡くなりました。63歳でした。
なお、生誕地は、佐藤義美公園として整備され、初期の代表作「月の中」が本人自筆による童謡碑が建てられています。
最終訪問日:2024.04.03.
佐藤義美記念館 アクセス
名称 | 佐藤義美記念館 |
住所 | 大分県竹田市大字竹田1735番地 |
TEL | 0974-63-2650 |
URL | http://www.oct-net.ne.jp/yoshimi1/ |
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