⚠只今引っ越し作業中⚠ 旧サイトはコチラから

曽木の滝

曽木の滝

曽木の滝・駐車場

「曽木の滝」は、鹿児島県伊佐市にある川内川上流にある滝で、“東洋のナイアガラ” とも呼ばれる豪快な滝です。表記は「曽木の滝」とも「曾木の滝」とも使われる様です。滝幅210メートル、高さ12メートルの壮大なスケールの滝で、豊かな水量が轟音を響かせながら、千畳岩の岩肌を削るように流れます。滝を見渡せる様な遊歩道が作られ、周囲は公園化されています。

大型の駐車場が設けてあり、駐車場のすぐ側には「洞窟きのこ園」という有料の施設があります。また、駐車場近くには土産物屋や食事処が軒を連ねており、鹿児島ならではの黒豚を使った料理なども提供されています。

展望所から写した曽木の滝

土産物などの店舗の正面に、展望所への階段があったので行ってみると、曽木の滝を上から見下ろす展望所が設けてありました。しかし残念ながら、余りに規模の大きな滝の為、全景は望めません。

曽木の滝③

曽木の滝のすぐ下流には、かつて「曽木発電所」がありました。曽木発電所株式会社は野口遵(のぐちしたがう)によって、明治39年(1906年)に建設され、ドイツのジーメンス社製の800kwの発電機と水車を備え付けて発電を開始し、大口にある三ヶ所の金山や近傍の町村に電力を供給しました。 また、余分な電力を利用して水俣村でカーバイド生産に着手しました。その後発電量約6360kwの第二発電所が完成しました。

明治42年、野口は日本初のカーバイドからの石炭窒素と硫安の生産に成功し、日本カーバイド商会と曽木電気株式会社を合併し、日本窒素肥料株式会社を発足させました。 これが現在のチッソ株式会社や旭化成株式会社などの前身です。

曽木発電所は 昭和40年(1965年)にその下流に鶴田ダムが完成した為に水没しましたが、今でも曽木の滝公園のすぐ下で、発電所への取水口や制水門のゲート巻き上げ機が残っています。発電所の煉瓦積みの建物はダム湖の底に沈んでいますが、夏季の渇水期には姿を現すことがあります。

曽木の滝①
発電所取水口跡
曽木の滝②
取水口跡紹介
滝の上流に架かっているのが、曽木大橋。この橋で景観を損ねているとして、「日本の滝百選」から漏れている
曽木の滝。左端、発電所取水口跡近く
曽木の滝。左端、発電所取水口跡近く
曽木の滝⑤
曽木の滝④
曽木の滝、下流側を見る。新曽木大橋
曽木の滝 ~ 展望所から見下ろす ~
曽木の滝

最終訪問日:2013.03.18.

曽木の滝 アクセス

 名称 曽木の滝 
 住所      鹿児島県伊佐市大口宮人628-41  
 TEL 0995-23-1311
 URL   

近隣スポット

PR | Information

▶ 湯之尾温泉囲炉裏の宿旅館早水荘
ペットとの大事な時間を過ごせるお部屋もご用意しています♪
▶ 松榮館
『伊佐』という地。歴史と自然が佇む静かな田舎町。 先祖代々受け継がれた食へのこだわりと老舗宿ならではの家庭的な雰囲気で 真心込めておもてなし致します。
▶ 本格芋焼酎ギフトセット【赤霧島 + さつま島美人 + 黒伊佐錦】
▶ 鹿児島のトリセツ
地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から鹿児島県を分析!

コメント