龍門の滝
「龍門の滝」は九重町の松木川にある滝で、夏場は天然のウォータースライダーとなり、滝すべりを楽しむ子供たちや若者で賑わいます。
中間に滝壷がある二段落としの滝で、1段目は幅40m、落差20mの滝です。龍門の滝周辺にはキャンプ場や温泉などがあります。
1段目の滝は深い滝壷に流れ、滝壷に溜まった水が流れ出し、2段目の滝を作っています。この2段目の滝が一枚岩で滑らかなので、滝すべりに適した形状です。厚手のビニール製の袋をお尻に敷いて、水に乗って約50mの岩床を一気に滑ります。滝すべりが出来るのは、滝の全景写真の左側部分です。
鎌倉時代に宋朝より渡来した高僧蘭渓道隆禅師がこの滝を見て、中国の阿南府黄河上流の竜門の滝に似ているので、この滝を「竜門の滝」と名付け、またこの地の奇景12の名所を定め、側に吉祥山竜門寺を建立しました。
駐車場から松木川に沿った小道を歩いていくと、「竜門寺」の境内に入ります。竜門寺境内には、龍門の滝を描いた「龍門瀑布案内図」やお地蔵様、 土産物や手作りの御漬け物、工芸品などの販売があります。
竜門寺境内から眺める龍門の滝は、滝の全景が見え、滝の轟音も聞こえて迫力があります。
竜門寺境内から階段を下り、松木川を渡って龍門の滝の正面へと行きます。滝の前には注意書きの看板があり、滝の上からの飛び込み禁止や、1段目の滝つぼでの遊泳禁止などが書かれています。
龍門の滝を正面から眺めると、残念ながら2段目の滝つぼには沢山の汚れた泡が浮かんでおり、遊泳するには汚いなと思いました。夏までには綺麗にするのでしょうか。
滝開きは毎年7月の第3日曜日です。
最終訪問日:2012.05.13.
龍門の滝 アクセス
名称 | 龍門の滝 |
住所 | 大分県玖珠郡九重町大字松木1750-1 |
TEL | 0973-76-3312 |
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