宝八幡宮
玖珠郡玖珠町と九重町の境に近い国道409号を「龍門の滝」の方へ上がって行くと、途中に大きな赤い鳥居と『ナニコレ珍百景 白猪家族 登録 只今4匹』という手書きの看板が目に入ります。
看板から細い山道を600m進みます。宝八幡宮は、標高816mの宝山の中腹に鎮座しています。創建は奈良時代の養老2年(718年)という古社で、約一万株の紫陽花が咲く名所でもあります。
拝殿へと続く石段の上り口にある小さな石橋には右に「合格橋」左に「開運橋」と立っていますが、 は一つです。八歩で渡れば八方円満に運が開け(開運橋)、五歩で渡れば願いが丸く収まる(合格橋)そうです。
石段を上りつめると拝殿です。 拝殿内にはミニ鳥居が2つあり、鳥居の中に右が「合格」、左が「開運」と書かれた楕円形の板が建ててあり、大人が1人何とかくぐれる程の四角い穴が空いています。これをくぐって祈願するのです。
では、ナニコレ珍百景に登録されている白猪の家族を見に行きます。福が授かる宝山には宝を守る白猪が住んでおり、その姿を見た者は幸を得ると言い伝えられていたそうです。
平成17年に宝山でオスの子猪・白くんを入手し、翌年宝八幡宮に奉納しました。 すると1ヶ月後に、非常に珍しい白猪のメスが万年山で見つかり、ユメちゃんと名付けられました。平成20年と21年にはそれぞれ5頭ずつの白猪の子供が誕生しました。子猪は京都や鹿児島へ親善大使として派遣されています。2012年現在、宝八幡宮で暮らす白猪は4匹です。
最終訪問日:2012.05.13.
宝八幡宮 アクセス
名称 | 宝八幡宮 |
住所 | 大分県玖珠郡九重町大字松木1371 |
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