♨ 市の原(いちのはる)温泉
別府八湯温泉道 第81番 |
🔗 別府八湯温泉道に挑戦!? |
別府の温泉は殆どが別府八湯(別府・浜脇・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川)のいずれかに分類されるのですが、こちらの温泉はどこにも属さない周辺温泉とされています。場所は鉄輪温泉か亀川温泉に近いです。
国道500号(九州横断道路)から住宅街へ上る細い道を入って行くと、左側に木造の公民館の様な建物があり、昔懐かしい「おたふくわた」の看板が付いています。これが「市の原共同温泉」です。
道を挟んで向かいにコンビニ「Smile Shop」があり、市の原温泉の入浴料はこのコンビニで支払います。看板とコンビニが目印となるので、迷う事はないと思いましたが、最初に通った時には向かいのコンビニがコンビニに見えず、通り過ぎてしまいました。
市の原温泉に駐車場はないのですが、コンビニに駐車場があるので停めさせて頂きました。コンビニで入浴料(200円)を払うと、入浴券を渡されます。この入浴券は、脱衣スペースの壁に釘が打ちつけてあるので、その釘に差します。無銭入湯防止策なのでしょうか。
外観もレトロな市の原温泉ですが、中のレトロさもまた素敵です。温泉のドアは今時見ない重い引き戸で、力を込めて開けると、入口には共同浴場で良く見るお地蔵様が祀られています。男湯、女湯の表記は手書きのマジック文字で、 向かって右が男湯、左が女湯です。 どちらも同じ様に左右対称に造られています。男湯と女湯はコンクリのブロックで仕切られていて、浴槽はコンクリ、 浴室はコンクリなのか、はたまた大きな石なのか分かりませんでしたが、温泉成分と経年によって変色しています。浴槽は思ったより深く、お尻を付けると溺れてしまいます。割と狭いので、大人4人が限界かなと思いました。
お湯は無色透明でクリアな湯です。少し熱く感じましたが、加水は出来ます。特徴のないお湯だと感じましたが、地元の方は、「お湯が良い」「どんなに浸かっても肌が荒れない」 「お湯が柔らかい」「他で温泉に入った後でも最後はここに入る」と絶賛でした。地元愛を感じました。
入浴後にもう一度向かいのコンビニに寄り、温泉道のスタンプを頂きました。入浴時間は午前5:30~午後10:00と書かれていますが、入浴料を払う向かいのコンビニが、【平日7:30~22:00、日曜9:00~19:00、日曜不定休】(2012年訪問時)なので、組合以外の立寄り入浴は 実質コンビニの営業時間と同じでしょうか。 別府八湯温泉道の公式サイトには【7:00~22:00、日曜8:30~22:00】となっています。
最終訪問日:2012.01.04.
♨ 市の原温泉 アクセス
名称 | 市の原温泉 |
住所 | 大分県新別府7組 |
TEL | |
URL |
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