三重津海軍所跡
三重津海軍所は、佐賀藩が1858年(安政5年)に設立した蒸気船等の船の修理・造船施設です。
西洋船運用のための教育・訓練機関も兼ね備えていました。
海軍所ができてわずか7年後(1865年)には、日本初の蒸気船「凌風丸(りょうふうまる)」を完成させました。
三重津海軍所は現在の佐賀県佐賀市諸富町・川副町にまたがり、 佐賀県と福岡県の境界を流れる筑後川の支流である早津江川河口にありました。
「船屋地区」「稽古場地区」「修覆場地区」の三地区に分かれており、「船屋地区」はもともと藩の和船運用施設として使われていたものを拡張したもので、 次いで「稽古場地区」「修覆場地区」の順で拡張整備されたものとされています。
三重津海軍所跡は、2013年に国の史跡に指定、2015年には「明治日本の産業革命遺産 」として世界文化遺産に登録されています。
現在は遺跡隣接地に「佐野常民記念館」が建てられ、三重津海軍所ドックの模型、出土遺物展示、3D映像などを見学できるほか、屋外での遺跡見学補助のためヘッドマウントディスプレイ(VRスコープ)の貸出しを行っています。
三重津海軍所のドライドックは、現存する日本最古のものと言われています。 ドライドックとは船を修理したり造船する際に使うドックのことで、 陸地や入り江に水門を設けて船を引き入れ、排水して作業を行う船渠を意味します。
最終訪問日:2017.10.19.
三重津海軍所跡 アクセス
名称 | 三重津海軍所跡 |
住所 | 佐賀県佐賀市川副町大字早津江津446-1 |
TEL | 0952-25-7253 |
URL | https://sano-mietsu-historymuseum.city.saga.lg.jp/ |
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