西都原古墳群の桜と菜の花
西都原(さいとばる)古墳群 は宮崎県のほぼ中央に位置する西都市の、洪積層の丘陵上に形成されている日本最大級の古墳群です。3世紀後半から7世紀に築かれたと推定されるもので、東西2km、南北4kmの範囲に、31基もの前方後円墳、九州最大の前方後円墳、九州独自の地下式横穴墓などを含む、 大小さまざまな311基の古墳が点在しています。また、この地は古事記・日本書記における日向神話の伝承地でもあります。
昭和9年(1934年)には国の史跡に、昭和27年(1952年)には国の特別史跡に指定されており、昭和41年~44年にかけて、わが国第一号の「風土記の丘」として整備されました。
大正元年(1912年)から大正6年にかけて日本で初めて本格的学術調査が行われた地としても有名であり、大正3年には出土品を収蔵するための宮崎県立史跡研究所が設立され、現在は宮崎県立西都原考古博物館として運営されています。
出土品には国宝や重要文化財が多数あり、原品は東京で展示されていますが、 宮崎県立西都原考古博物館にはレプリカが所蔵されています。
史跡として名高い西都原古墳群ですが、 もうひとつ有名なのが、春に西都原古墳群を背景にして咲き誇る2000本の桜と30万本の菜の花です。 「花見が楽しめる都市公園」の全国ランキングで6位に選ばれるなど、全国でも有数の花見の名所なのです。
菜の花と桜との共演を見る為にやってきた西都原古墳群で駐車場に車を停め、咲き誇るピンクと黄色の花に引き寄せられて行きましたが、駐車場すぐ側には「西都原ガイダンスセンター なのはな館」という建物がありました。
レストランを備えており、西都産の手打ちそばや、旬の食材を生かした和食が頂けます。物産販売コーナーもあり、七福米などの地元産食材や、宮崎県の土産物などを取り揃えていました。
西都原古墳群を彩る花々としては、春の桜と菜の花が有名ですが、他にも夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが植えられ、それぞれの季節に彩りを添えてくれます。
最終訪問日:2013.03.19.
西都原古墳群の桜と菜の花 アクセス
名称 | 西都原古墳群 |
住所 | 宮崎県西都市大字三宅字西都原 |
TEL | |
URL |
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