亀山公園
日田三丘陵の一つ、日隈山(ひのくまやま)を中心とした公園です。三隈川に隣接する「水郷日田」を代表する公園で、公園内にも川の流れが引き込まれています。日隈山の山頂には「日隈神社」があり、公園の西側には約75本のソメイヨシノが植えられています。
1594年(文禄3年)豊臣氏直轄地代官として入封した宮城豊盛によって築かれた「日隈城跡」でもあります。城跡として保存されている遺構はなく、大手門枡形の石垣が残るのみです。
また、三隈三丘(日隈・月隈・星隈)に数えられるものの一つで、侵食によって形成された残丘です。
最終訪問日:2024.04.02.
日隈神社(ひのくまじんじゃ)
「日隈神社」は、日隈山(亀翁山)の山頂にある神社で、後醍醐天皇、楠正成命、春日大明神の三柱を主祭神としています。
主祭神のうちの二柱、後醍醐天皇と楠正成命は、明治維新前より旧日田郡岡村の「永昌禅寺」に安置されていました。
明治政府が明治元年に発令した神仏分離に従い、時の日田県知事・松方正義がここ日隈山に社殿を新営して、明治3年にこの二柱を遷宮されたものです。
春日大明神は、天正以前より鎮座していましたが、慶長6年に旧日田郡田島村の若八幡神社に遷り、安政3年に再びこの山に鎮座し、大正9年に日隈神社に合祀されたものです。
拝殿の前には、「日の隈城址」の碑が建立されています。
穴井六郎衛門碑・戦役忠魂碑・常夜灯・照燿塔
日隈神社の鳥居から、日隈神社へ上る途中に、幾つかの石碑が集まった広場があります。ここには、代官の悪政を江戸幕府に直訴した、天瀬町生まれの義民「穴井六郎右衛門之碑」や、「戦役忠魂碑」、「常夜灯」、「照燿塔」があります。
水天宮と亀山稲荷神社
亀山公園の駐車場横、三隈川沿いを歩くと、奥の方に「水天宮」と「亀山稲荷神社」があります。亀山公園の水天宮は、ここと、大手門の方にもあります。
三隈川と亀山公園
最終訪問日:2010.03.22.
亀山公園 アクセス
名称 | 亀山公園 |
住所 | 大分県日田市中ノ島町559番地 |
TEL | 0973- |
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