大原八幡宮
大分県日田市にある大原八幡宮は、市内最大級の八幡宮です。大波羅八幡宮とも表記されます。
大帯比売命(おおたらしひめのみこと)(神功皇后)、誉田別尊(ほんだわけのみこと)(応神天皇)、比売大神(ひめおおかみ)をお祀りしています。
天武天皇の9年(680年)に靭負郷(ゆきいごう)岩松ヶ峯(天瀬町鞍形尾)に示現された八幡宮を祭ったのが起源と伝えられています。
慶雲元年(704)元宮原(神来町)に遷座し、貞観13年(871)に社殿を造営し祭祀しました。寛永元年(1624)5月に現在地に遷座しました。
境内最古の建築物である楼門は貞享4年(1687)の築造、拝殿・幣殿・本殿は寛政6年(1794)の築造です。
◎楼門 三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺。貞享4年(1687)と社禄にある。
◎拝殿 桁行五間、梁行三間、入母屋造、千鳥破風付。向拝三間、軒唐破風付。銅板葺。
◎幣殿 正面三間(背面一間)、側面二間、切妻造、妻入、銅板葺。
◎本殿 桁行三間、梁行三間、入母屋造。向拝一間、銅板葺。
小ヶ瀬井路の碑
大原八幡宮の境内入口を流れる「小ヶ瀬井路」は、総延長2,754m、日田市小ヶ瀬町の玖珠川から取水し、豆田町を抜け、再び玖珠川の支流に流れ込み、水田約500haを灌漑しています。
文永8年(1825)12月に竣工しました。
大原八幡宮 アクセス
名称 | 大原八幡宮 |
住所 | 大分県日田市田島184 |
TEL | 0973-23-8951 |
URL |
コメント