杉の馬場
筑前の小京都、秋月のメインストリートである「杉の馬場」は、現在は500mの桜並木です。なぜ桜が有名なこの通りが「杉の馬場」かというと、その昔、この道は乗馬や流鏑馬を行う馬場であり、両側には杉が植えられていたためです。その後、杉は昼も暗いほどに茂っていたため切られ、桜が植えられたのです。
秋月郷土館・秋月郷土美術館
杉の馬場に入ってすぐにある「秋月郷土館」は、秋月藩士戸波家の屋敷跡を利用した施設で、歴代藩主の資料や民俗資料を陳列する歴史資料館と、ルノワールやシャガール、岸田劉生(きしだりゅうせい)などの作品を収蔵する郷土美術館からなります。
瓦坂
長屋門
杉の馬場の一番奥にあります。江戸時代始め、御館奥御殿の御門として建設されました。門の両側に門番などが住む長屋が続いていました。現在も、当時のままの姿を残しています。
秋月城址 / 秋月中学校
秋月城址は、堀と石積みがそのまま残されています。本丸跡は現在秋月中学校となっています。
黒門
700の歴史を持つ、古い御門です。戦国時代に古処山城の搦手(からめて)門として造られ、江戸時代初めに秋月城の大手門として移築。明治初期に垂裕神社の神門として使われるようになりました。
コメント