六所神社(六所宮)
糟屋郡新宮町にある六所神社(六所宮)は、立花口バス停横に鎮座する産土神です。わが国土は、神の産み給いしもので、国土の開発は専らその神の恩恵による、と考えた昔の人々は、その開拓地に神を祭り五穀の豊作を祈ったものです。
由来は、筑前風土記等によると、太古伊邪那岐命の禊はらいによるもので、神代の昔から天照大神が御鎮座されたとあります。その後、春日大神、熱田大神、賀茂大神、宇賀大神、貴船大神等近くの産土神をあわせ祀り、六所大権現と称し神徳あまねく崇拝され、昔は社殿の祭祀も厳粛であったと言われています。また垣武天皇の時代、伝教大師が唐から帰国し、当地に初めて独鈷寺を創立になり、属坊36院まで繁栄しました。立花道雪は六所権現の崇拝厚く、出陣に際しては戦勝祈願をしたと伝えられています。[新宮町教育委員会;現地立札より転記]
六所神社(六所宮)は、糟屋郡新宮町を並行して走る国道3号線と国道35号線を結ぶ、県道540号沿いににあります。
六所宮横から立花山の登山口があり、六所宮の駐車場は登山者用駐車場に指定されています。立花山は新宮町と久山町・福岡市東区の境に位置する山で、標高367mで、立花口からの登山道を登れば頂上まで約1.6kmと距離が短く、傾斜も比較的ゆるやかなので、手軽なハイキングコースになっています。
桜の季節に久山町方面から県道540号を走ると、六所宮の鳥居とピンクの桜とのコラボが美しく、目を引きます。
最終訪問日:2010.03.26.
六所神社(六所宮) アクセス
名称 | 六所神社(六所宮) |
住所 | 福岡県新宮町大字立花口中尾 |
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