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熊本城

熊本城

熊本市にある熊本城は、日本三名城のひとつとされます。別名:銀杏(ぎんなん)城とも。
文明年間に築かれた千葉城が始まりで、その後隈本城が築かれました。1588年(天正16年)に加藤清正が肥後北半国19万5千石の領主として隈本城に入り、慶長6年(1601年)から7年かけて熊本城を築城しました。

当時の熊本城は120余りの井戸、櫓49、櫓門18、城門29という壮大なスケールで、面積は98万㎡、周囲は5.3kmという広大なものでした。
加藤家2代、細川家11代の居城として続いた後、明治になり廃城となりました。

熊本城・大小天守閣

明治時代の始めまでは大半の建物が現存していましたが、西南戦争で天守閣を含むほとんどの建物が焼失しました。現在の天守閣は昭和35年(1960年)に復元された物であり、平成20年には本丸御殿の落成、平成23年には桜の馬場がオープンなど、現在も復元作業、整備が続いています。

国指定重要文化財として、「宇土櫓」、「田子櫓」、「七間櫓」、「十四間櫓」、「四間櫓」、「源之進櫓」、「東十八間櫓」、「北十八間櫓」、「五間櫓」、「平櫓」、「監物櫓」、「長塀」、「不開門」 の計13棟が指定されています。

熊本城内には加藤清正や武者、忍者など色々な衣装を身にまとった人々が、役になりきって記念撮影にも応じてくれます。
また、「くまもとお城ガイド」という無料のガイドがあり、所要時間30分で熊本城を案内してくれます。 (受付は頬当御門)

熊本城の入場口は、「頬当御門」「櫨方門」「須戸口門」「不開門」の4ヶ所です。今回は、地図左上ゾーンにある「頬当御門(ほほあてごもん)」より入場しました。 入場口より外に当たる「奉行丸」や西・南大手門、 そして天守閣の奥に見えている「加藤神社」などは無料で見ることができます。

さて、入場口「頬当御門」から熊本城を見ると、高い石垣の上に天守閣が・・・と熊本城初心者である筆者は思ってしまいましたが、 それは天守閣と見まごう「宇土櫓」。さすが壮大なスケールの熊本城、「櫓」がデッカイ!!!  築城当時の熊本城は櫓が49もあったそう。現在復元されている櫓のうち、「宇土櫓」「飯田丸五階櫓」は中に入る事もできます。

奉行丸(説明文はコチラ
宇土櫓(詳しくはコチラ
加藤神社(詳しくはコチラ
首掛石(説明文はコチラ

では入場。入場するとすぐに出くわすのが、変わった形の大きな石、「首掛石」です。 築城当時に五朗さんが首に掛けて運んだ石だそう。
そして首掛石の向こうには「宇土櫓」が。国指定重要文化財です。中に入れるので、入ってみましょう。

大小天守閣 を後ろから眺めます。右の写真を見ると、石垣の傾斜が違うのが分かります。小天守の方が急な角度で立ち上がっていて、 隅石(角の石)の積み方が長方形の石を交互に積む「算木(さんぎ)積み」で積まれています。この積み方はより急角度な石垣を積むことができるのです。大天守の築城の後、小天守が築城されたのです。大天守閣の足元には井戸があります。当時は120もの井戸があったといいます。

宇土櫓前より見た天守閣

加藤清正は石垣の名手と言われ、熊本城の石垣は、「清正流(きよまさりゅう)石垣」「扇の勾配(おおぎのこうばい)」「武者返し(むしゃがえし)の石垣」などと称されます。

首掛石の近くには地図石があります。その奥には「数寄屋丸二階御広間」があります。数寄屋丸にも入る事ができます。

天守階内部は加藤家、細川家、南北戦争の資料が展示されており、上は展望所となっています。

本丸御殿には金箔の張り巡らされた「昭君之間・若松之間」や、巨大な小屋組みを見ることができる「大御台所」が見処です。

数寄屋丸
熊本城@2011 (2)
天守閣内部へ
熊本城@2011 (1)
闇がり通路
本丸御殿内部

東北の方向には「不開門(あかずのもん)」があります。当時18ヶ所にあった櫓門で、江戸時代のそのままに現存するのはこの不開門だけです。熊本城の入場口としても使われています。

上の地図右側の方、不開門より下りながらずらっと櫓が並び、その多くが国指定重要文化財です。 更に地図の下の方、「肥後六花園」があります。

本丸御殿大広間の石垣にあたる部分に、「二様の石垣」があります。これは石垣の勾配や積み方が著しく異なっている姿が同時に見れることからこう呼ばれています。

不開門(あかずのもん)(説明文はコチラ
二様の石垣
「肥後六花園」の肥後山茶花
飯田丸五階櫓

最終訪問日:2011.01.15.

熊本城 アクセス

 名称 熊本城 
 住所 熊本県熊本市中央区本丸1−1  
 TEL 096-352-5900 
 URL   https://castle.kumamoto-guide.jp/ 

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