大観峰
標高936mに位置する阿蘇の北外輪山の展望所で、カルデラ盆地の阿蘇谷や阿蘇五岳と、反対側に九重連山を一望できます。
以前は「遠見ヶ鼻」と呼ばれていましたが、大正11年に熊本県益城町出身の文豪・徳富蘇峰(とくとみ そほう)によって「大観峰」と名づけられ、 以来大観峰の方が定着しています。
大観峰からは、阿蘇カルデラやそのカルデラ壁、そして中央火口丘である阿蘇五岳をはじめ、九重連山も一望することができます。
秋の早朝は雲海が発生することがあり、カルデラ全体が雲海に覆われ、阿蘇五岳が雲海に浮かんで見えます。
阿蘇五岳は、東から「根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳」と並んでおり、寝観音像あるいは涅槃像のようにも見えることから、「阿蘇の涅槃像」とも呼ばれます。
また、大観峰には熊本県内のテレビ放送局の阿蘇北中継局や、警察庁の無線中継所も設置されています。
まずは、駐車場付近
阿蘇随一のビュースポットである大観峰は、いつも溢れるほどの人で賑わっています。
観光客は多いですが、駐車場付近からでも、十分に素晴らしい景色が堪能できますので、お体の不自由な方も大丈夫です。
駐車場付近に、撮影ポイントもあります。
売店・食事処などが入った建物「阿蘇大観峰茶店」では、阿蘇の土産物が揃っています。ソフトクリームも定番人気です。
先端の展望台へ向かう
阿蘇大観峰茶屋の横から、先端の展望所へ続く遊歩道が伸びています。
観光客がぞろぞろと歩く直進ルートと、草原の中を歩くルートがあるので、行きは直進、帰りは草原ルートで歩いてみました。
大観峰の石碑付近で
大観峰の先端の展望所近くへやってきました。
大きな石碑が2つ並んでおり、1つは大観峰と彫られています。もう1つは良くわからない。
標高を表す「大観峰頂上2等三角点」の碑と、お地蔵様。
先端へ続く階段の側には、「遠見ヶ鼻の碑」もあります。
大観峰の最先端から
大観峰の先端部分は、遮るものなし!
目の前の田んぼがパッチワークのように見えて綺麗です。
草原の遊歩道を通って戻ります
大観峰の先端の展望所から、大観峰茶店と駐車場まで戻ります。殆どの人が歩く直進ルートと別に、草原の中を歩くルートがあるので、そちらを散策。
天気が良ければ、九重連山の方面が見える筈ですが・・・
大観峰 アクセス
名称 | 阿蘇大観峰茶店 |
住所 | 熊本県阿蘇市山田2090-8 |
TEL | 0967-32-3856 |
URL | http://www.asodaikanbou.com/ |
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