糸島市観光協会の〖糸島を歩いて巡る とこてく糸島〗というウォーキングガイドを参考に、糸島市をウォーキング👟
筑前前原駅周辺を巡るコース 〖筑前前原駅周辺を巡る編〗 (約2.6km)を歩いてみました。
車を停められる「伊都郷土美術館」を起点に、筑前前原駅周辺を歩きます。距離も短く、楽々お散歩コースでした。
火伏地蔵尊
「火伏(ひぶせ)地蔵尊」は、昔は宿場町であった前原宿の火難除けのために祀られた地蔵尊。すぐ横をJRの線路が走っています。
縁起によると、もともと「雷山 千如寺」の末寺にあった四仏が始まりだそう。
その後、前原宿場が賑やかであった文化7年(1810年)に、前原宿で大火があり、そこで地蔵尊を前原宿の東入口(現在の前原郵便局)に移して、火難を防ぐ「火伏地蔵尊」として祀ったところ、その後は前原宿に大火が起こらなかったのだとか。
郵便局の移転により、地蔵尊は現在地にお引越ししたのだとか。
祭礼は毎年7月24日に行われているそうです。
境内は綺麗に保たれていて、大切にされているのが分かりますね。
日切地蔵尊
続いて、この辺りでは大きいであろう神社「老松神社」へ向かいます。火伏地蔵尊からひとつ手前の路地を歩くとすぐに見えますが、老松神社に行く前に、小さな地蔵尊を見つけたので、こちらにもお参り。
JRの線路脇に佇んでいました「日切地蔵尊」です。
老松神社
「老松神社」では、毎年1月7日に『追儺祭(ついなさい)』が行われます。鬼とともに厄を払う新春の伝統行事「鬼すべ」神事や、「鷽替」神事が執り行われます。
御由緒
〇御祭神
天穂日命・・・高天原直系の稲穂の神
天満天神・・・菅原大神 学問の神〇前原村風土記等に依れば永禄年間(1558年~1568年)に建立されたと伝えられている。
神社はもと民家と共に南の山際、即ち笹山の麓に鎮祭されていたが慶長年間に村民は今の前原町筋に移住し、
神社のみ猶、旧位置に残っていた。
弘化元年に社殿を改築し町の中央(現在の南本町)に御遷宮し更に明治43年北筑軌道が敷設されたので
現在の場所へ御遷宮した。〇拝殿は昭和42年に建て替えられた。
〇社務所は平成3年に建て替えられた。〇祭事
一月一日 元旦祭
一月七日 追儺祭(ついなさい)(鬼すべ・うそ替神事)
六月下旬 千度潮井
七月二十五日 夏越祭(茅輪神事)
十一月二十三日 新嘗祭(宮座)
その他 九月一日 八朔祭
十一月十五日 七五三祭〇末社
現人神社(大已喜神) 恵比寿神社(事代主命)
里守神社(霊神) 宮地獄三社大明神
社日宮
老松神社の真向かいには、「松尾建具製作所」がありました。
店頭に飾られている組子細工が素敵で、思わず写真を撮りました。
神社も組子も、「和」の空間。
融合していますよね~~
Walking…2020.10.02.
アクセス
名称 | 火伏地蔵尊 |
住所 | 福岡県糸島市前原中央1-7-31 |
電話 | |
URL |
名称 | 老松神社 |
住所 | 福岡県糸島市前原中央1-4-14 |
電話 | |
URL |
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