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七郎権現(七郎神社)

七郎権現(七郎神社)

佐賀県唐津市と福岡県糸島市を結ぶ海岸線である国道202号沿いに、とてもとても小さな咳の神様がいらっしゃいます。
余りに小さいので見落としてしまいそうなこの神様は 「七郎権現」(現地案内板では「七郎神社」)と言います。

場所を把握して行かないと、絶対見落としてしまいそうな小さな鳥居。 目印は、佐賀県唐津市と福岡県糸島市の県境の道路標識です。丁度県境の標識がある付近に、この小さな水色の鳥居が建っています。

国道から見るとただの木の茂みに見えますが、この鳥居の所から人が通れるようになっています。人が一人通れるくらいの細い歩道(道とは言えないかも)と、山水がチョロチョロと流れています。

この鳥居付近から七郎権現に降りれる

その奥にトタン屋根の小屋の様な場所があり、そこにびっしりと、オモチャの刀が奉納されています。突き当りの洞穴が、七郎権現なのでしょうか。特に御神体らしき物体は見えず、造花やお水、お線香が供えられていました。

現地案内板によると、この岩窟に隠れていた七郎さんだったが、咳をしてしまった為に敵に見つかってしまい、刀で自害したという事らしい。それを哀れんだこの地の人が七郎さんを弔い、それが転じて咳・喘息の神様となったようです。

咳をして命を落としてしまった七郎さんが、お祀りされて、咳で苦しむ人々を助けてくれる様になったのですね。
現在では木刀は手に入りにくいからか、奉納されている刀は殆どが塩ビのオモチャなところも、逆転の発想で咳の神様になってしまったところも、民間信仰の面白さを感じさせてくれます。

藤原廣嗣(奈良時代太宰府小弐)が戦いに敗れ肥前に逃げる途中、馬卆右馬七郎が足をすべらせ石窟に入り込み寒さを凌いでいた。然し咳をしたので官軍に見つけられ自ら腹に刀を突きたて自害した。天平十二年(七四〇)のことである。土地の人が哀れに思い弔った。現在かぜ、咳、ぜんそくの神様として参拝者があり、御願成就には木刀を供える風習がある。

ご神体は特に見当たらず
七郎権現

最終訪問日:2015.02.24.

七郎権現 アクセス

 名称 七郎権現 
 住所 福岡県糸島市二丈鹿家2553  
 TEL  
 URL    

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