南蔵院

篠栗四国八十八箇所霊場の総本山である南蔵院は、国道201号線を福岡方面から八木山峠に入る登り口辺りに位置します。総本山というだけあって、境内はかなりの広さがあり、入口も数ヶ所、無料駐車場も数ヶ所あります。

南蔵院の一番の見所は、ブロンズ像としては世界最大の涅槃像です。 その大きさは全長41m、高さ11mもあります。 この涅槃像の体内にはミャンマー仏教会より贈呈された高弟二人の真骨(仏教でいう仏舎利)が安置されています。 体内には有料で入る事が出来ます。

201号線「城戸」信号前が南蔵院の参道入り口です。この辺りにはお遍路さん向けの多くの土産物屋や食事所が並びます。参道を登って行くと第3番札所、第31番札所、延命地蔵尊を始としたお地蔵様が迎えてくれます。本堂の横には大師堂、そして大きな広場には高さ11mの不動明王が。さらに登ると不動の滝と第45番札所があります。

南蔵院本堂横から七福神トンネルを抜け、山の斜面に造られた人道を抜けると、涅槃像のあるエリアに出ます。こちらは比較的後から出来たと思われ、土産物屋、納骨堂などが並んでいます。