篠栗四国八十八箇所霊場 第34番札所 宝山寺
戦国時代、山賊によって命を落とした多くの人々の供養と、旅人の安全を願い建立された「宝山寺」は、薬師如来を御本尊とする真言宗の寺院です。
飯塚市と糟屋郡篠栗町を結ぶ国道201号線は、八木山峠という峠道と、2014年まで有料道路であった八木山バイパスの2つの道があります。宝山寺は、八木山峠の方の201号線沿いにあります。福岡から向かうと、201号線の左側に巨大な石塔と地蔵菩薩像が現われるのが目印です。駐車場はここを通り越し、カーブを曲がったところにあります。
この宝山寺の向かい側には、「新吉野公園」という遊歩道公園があり、春は桜が咲き誇ります。
また宝山寺周囲には沢山の桜の木があり、峠の更に上の方から見下ろすと桜の中にお寺の建物が見えます。
大きな地蔵菩薩様の横を通り抜けると、「厄落坂」という階段があります。
男性は右側の42段を、女性は左側の33段を、一段毎に賽銭を供え、南無大師遍照金剛と唱えながら上がります。
登りつめた御堂に厄除大師が祀られているので、厄落杵で年の数丈抹香臼をついてお祈りします。
ここから階段を抜けると、国道201号沿いの駐車場に出ます。宝山寺駐車場の周囲には沢山の桜があり、春にこの辺りを通ると、桜吹雪が舞ってとても綺麗です。
宝山寺駐車場の向かい側には「へんろ道」があり、宝山寺より少し上に上った聖徳寺入口へ続いています。
上から見下ろした宝山寺の桜が見たかったので、へんろ道を上ります。
写真のへんろ道を上ると、聖徳寺の入口にあるバス停辺りへ出ます。この辺りもカーブに沿って桜が並び美しいです。
国道201号の飯塚市と篠栗町の境界付近から見下ろすと、 峠道に咲き誇る桜と、その中に建つ宝山寺が見えました。
最終訪問日:2014.04.02.
宝山寺 アクセス
名称 | 宝山寺 |
住所 | 福岡県糟屋郡篠栗町篠栗234-10 |
TEL | 092-947-1965 |
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