大小天守閣
熊本城の天守閣は向かって左側に大天守、右側に小天守と2つの天守閣が並んでいます。
天守閣、本丸御殿一帯は明治10年(1877年)の西南戦争開戦3日前に原因不明の出火で焼失しました。現在の天守閣は昭和35年に外観復元されたものです。
大天守:外観3層内部6階地下1階、石垣の上から高さ約30m。
小天守:外観2層内部4階地下1階、高さ約19m。
内部には加藤家、細川家、西南戦争の資料が展示されています。
天守閣へ入るとまず目に入るのが、壁に埋め尽くされた「一口城主」の「芳名板」。 熊本城では熊本城復元募金・新「一口城主制度」が導入され、一万円以上の寄付をすると「一口城主」になれます。
本丸御殿
本丸御殿は加藤清正公によって創建され、行政の場、生活空間として利用されていました。平成20年に再建が完了した本丸御殿には、大御台所、大広間(対面所)、数寄屋(茶室)などが再現されています。
【大御台所】には、江戸期の本膳料理の模型が飾られています。 また、当時のレシピから再現された熊本郷土料理を、1人3000円で本丸御殿大御台所2階で味わうことが出来ます。(要予約)
【昭君之間(しょうくんのま)】本丸御殿内で最も格式高い部屋。 壁、天井には金箔が張り巡らされ、中国の美女、王昭君の障子画も描かれています。 王昭君は白馬に乗って琵琶を弾いている女性です。
闇(くらが)り御門
本丸御殿は2つの石垣を跨ぐ様に建っている為、地下通路を有する特異の構造になっています。その地下通路は昼までも暗いことから、「闇(くらが)り通路」と呼ばれています。闇り通路の入り口は「闇り御門(くらがりごもん)」と呼ばれ、その上部の屋根は唐破風(からばふ)となっています。 (現地立て札より転記)
また、闇り通路を形成する石垣の中には、築城当時からの物、明治22年の大震災の際に積み替えられた物、そして今回の再建にあたり積み替えた物が混在しています。
最終訪問日:2011.01.15.
熊本城 アクセス
名称 | 熊本城 |
住所 | 熊本県熊本市中央区本丸1−1 |
TEL | 096-352-5900 |
URL | https://castle.kumamoto-guide.jp/ |
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