宮浦(みやうら)石炭記念公園/旧三池炭鉱宮浦坑煙突
近代日本の発展を支えた、重要なエネルギー資源である「石炭」。 大牟田市は、かつてわが国最大の炭鉱の町でした。『三池炭鉱』は、ユネスコの世界文化遺産に登録された『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の構成資産の一つです。
三池炭鉱には9つの坑口がありました。その中のひとつ、『宮浦坑』は、1888(明治21)年の官営時期に開坑した坑口です。三池炭鉱の主力坑のひとつとして、約4,000万トンの石炭を産出し、1968(昭和43)年の閉坑まで、最も長く使用されました。
宮原坑の煙突は、開坑の年に建造されたボイラー排煙施設の煙突で、現在、三池炭鉱で唯一現存する煙突です。
高さは31.2mを誇り、直径は上部が2.9m、下部が4.3mあります。 耐火性の赤レンガが約138,000枚使用されています。
宮浦坑には、大斜坑跡も現存しています。斜坑とは、地上から石炭の層に行くまでの斜めのトンネルです。
宮浦大斜坑は、1924(大正13)年から1990(平成2)年まで、坑内で働く人や採炭資材などの出入口として使用されました。また、人車などは巻揚機のワイヤーロープで動き、掘出された石炭もここから運び出されました。
地上から坑道までは、垂直距離で180mありました。坑口の高さは2m、幅は5.61mです。
最終訪問日:2023.06.22.
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宮浦石炭記念公園 アクセス
名称 | 宮浦石炭記念公園 |
住所 | 福岡県大牟田市西宮浦町132-8 |
TEL | |
URL |