太宰府天満宮の梅
「太宰府天満宮」の参道を進み、境内に入ったところです。案内所の前には、道真公が詠んだと言われる和歌を刻んだ歌碑が立っています。その周りの梅もさることながら、御神牛の後ろに見える2つの梅の木は、紅白で形も良く、青空に映えていました。
心字池に掛かる太鼓橋を渡って、楼門、本殿へと向かいます。心字池の右側には、池の周りに梅の木がありましたので、太鼓橋から写してみました。更に手水舎の手前には、銅製の麒麟と鷽の像があります。この2つは嘉永5年(1852年)に奉納されたものです。そんなに古いとは思えないくらいピカピカで、シャープでキリッとした像です。
楼門をくぐって行きます。楼門をくぐるとまず鯉の泳ぐ小さな池と、左右におみくじがあります。この小さな池には小さな太鼓橋がかかっていて、左右のおみくじの周囲には紅梅や枝垂れ梅が咲いています。紅梅がとても鮮やかで、皆さん思わず足を止めて写真撮影です。
本殿の右前には真っ白な「飛梅」が鎮座しています。この飛梅は、道真公を慕って一夜にして都から飛んできたと言い伝えられている御神木です。またこの飛梅は、境内で一番最初に咲く梅で、樹齢は1000年を超えるとされています。
その為、右の飛梅の写真だけ別の日に撮影した物です。飛梅が満開のときには他の梅はまだ5分咲きくらい? 境内の梅が満開の時期には飛梅は散り始めています。
飛梅の反対側、本殿から左前には紅梅が2本立っており、木の柵で囲われた方が「皇后の梅」と呼ばれ、大正天皇后が御参拝の際にお手植えされた梅の継承木です。
太宰府天満宮の境内で最も梅が沢山あるところは、宝物殿の横、菖蒲池の前にある梅園と、曲水の宴が行われる文書館の回り一帯です。心字池にかかる太鼓橋を渡り、楼門に向かって右側に進んだところです。九州国立博物館や、太宰府遊園地もここを抜けて行きます。
菖蒲池の奥には食事処が数軒あります。その食事処の奥には「邂逅の苑」があり、歌碑や東屋があり、こちらの梅も見事に咲いていました。
最後に、楼門の左手前にある広場、天神広場周辺の梅です。天神広場では猿の曲芸が行われていました。観梅のシーズンは稼ぎ時ですね。
社務所の前にも梅の木が沢山植えられています。
社務所から参道へと向かうと、社務所の横には太宰府幼稚園があります。心字池と参道の間にも梅の木があります。
最終訪問日:2012.03.12.
太宰府天満宮 アクセス
名称 | 太宰府天満宮 |
住所 | 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 |
TEL | 092-922-8225 |
URL | https://www.dazaifutenmangu.or.jp/ |
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