八勢眼鏡橋(やせめがねばし)
「八勢眼鏡橋」は、上益城郡御船町上野の山の中、八勢川にかかる石橋で、熊本県の重要文化財に指定されています。 「八勢之眼鏡橋」とも呼ばれます。
単一石造りのアーチ橋で、長さは62mですが、農業用水の水路橋も付随しており、複雑な形状の優美な石橋です。
橋は八勢川本流に掛かる部分、左岸を流れる用水路に掛かる部分が一体となっており、長さは62mに及び、県下の石橋で最も長いものです。別にもうひとつ水路橋が架けられていますので、合計3つのアーチ橋が一体となっています。
江戸時代に熊本と延岡を結ぶ日向街道はここを経て矢部に通じていました。増水すると通行ができなくなるなど不便で、危険があったため、安政2年(1855年)御船の材木商・林田能寛が私財を投じ、種山(現八代郡東陽村)の石工夘助・甚平兄弟らにより架橋されたものです。
八勢水路橋(やせすいろばし)
八勢眼鏡橋から直角にして架かっている小さなアーチ橋が、「八勢水路橋」です。
八勢眼鏡橋より約40年前の1814年に、田畑の灌漑用水路として造られました。
最終訪問日:2014.11.24.
八勢眼鏡橋 アクセス
名称 | 八勢眼鏡橋 |
住所 | 上益城郡御船町上野 |
TEL | |
URL |
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