宝珠山駅
「宝珠山駅」は、元はJR九州の日田彦山線の鉄道駅でした。かつては、九州で唯一、プラットホームが県境をまたいでいる駅であり、ホームの3分の1は大分県、残りは福岡県にあり、福岡県東峰村の特産である小石原焼の陶板が県境に埋め込まれていました。
2017年(平成29年)に発生した九州北部豪雨の影響で、日田彦山線の『添田駅 – 夜明駅』間が不通となりました。この区間の鉄道としての復旧は費用面で困難との判断が下され、JR九州バスによるバス輸送での復旧となりました。
2023年8月28日、日田彦山線BRT「ひこぼしライン」が開業し、「宝珠山駅」はJR当時の建物が、バス停留所として利用されています。
駅舎の正面側には、「西鉄バス」のバス停が、かつてJRのホームがあった駅舎裏側には、「JR九州バス」の「ひこぼしライン」の停留所があります。
また駅舎の一角は、「福井コミュニティセンター」として使われています。福井は、宝珠山駅がある地域名です。
かつての改札出口には、『九州で唯一! 県境の上にホームが伸びる。宝珠山駅』という看板がそのまま設置してありました。
駅舎周りはロータリー化されて、「BRTひこぼしライン」の用地として使われていますが、駅舎南方の大分県寄りの方はBRT用地外となっており、線路や駅のホームがそのまま残っています。
県境を跨ぐ部分のプラットホームは残っており、県境表示もそのまま残されています。
最終訪問日:2024.04.02.
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宝珠山駅 アクセス
名称 | 宝珠山駅 |
住所 | 福岡県朝倉郡東峰村福井 |
TEL | |
URL |