伊東玄朴旧宅
佐賀県神埼市の「仁比山神社」の参道にあります。 県指定の史跡である葦葺き屋根の邸宅は玄朴が20歳のときに建てられたものです。
伊東玄朴は、寛政12年(1800年)神埼郡仁比山村に生まれ、漢学・漢方医学を学び、21歳で蘭学を学びました。その後長崎でシーボルトより蘭学・西洋医学を学び、27歳で江戸に開業、当時不治の病と言われたジフテリアを治しました。安政5年(1858年)には伊藤玄朴を中心とした蘭方医により種痘所を建設し、牛種痘法による種痘治療を本格的に行い、種痘(天然痘の予防接種のこと)の普及に大きな役割を果たしました。種痘所は現在の東京大学医学部の前身となります。また、玄朴は蘭方医として初めて将軍の侍医に召され、医官最高の奥御医師となりました。
最終訪問日:2021.03.19.
伊東玄朴旧宅 アクセス
名称 | 伊東玄朴旧宅 |
住所 | 佐賀県神埼市神埼町的1675 |
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