粟嶋神社
熊本県宇土市にある、少彦名命(粟嶋大明神)を祀る神社です。
江戸時代初期の寛永10年(1633年)に、この地に住む老夫婦のところに旅の僧が訪れ、一晩の宿を乞われたので、老夫婦は快くもてなしたところ、翌日、僧侶の布団の枕元に一体の御神像がおかれていました。僧侶を泊めた夜、寝ている老夫婦の夢枕に神様が現われ、「我は粟嶋の神なるぞ、信心深き汝等に幸を授けん」とお告げになられたので、この御神像こそが御祭神少彦名命(すくなひこなのみこと:粟嶋大明神)と思い、小さな祠を建てて御神像を安置したのが、ここ粟嶋神社の始まりです。
粟嶋神社には、文化11年(1814年)に奉納された日本一小さい鳥居がある事と、 本殿前に「腰のべ鳥居」と呼ばれる、縦・横30センチのミニ鳥居が3基あり、それをくぐるのが有名です。
このミニ鳥居をくぐると、安産や婦人病にご利益があるといわれており、3月1日から3日間行われる栗嶋神社春季大祭には、多くの女性参拝者が集まります。
このミニ鳥居は、農耕が人力に頼っていた時代に、足腰の痛みを抱える人が多く、その人々がこの鳥居をくぐると腰が伸び足腰の痛みも和らぐということから、腰を伸ばす鳥居という事で「腰延べ鳥居」と言われています。
3基とも大きさはほぼ同じで、見た目はとても小さいのですが、実際にくぐってみると、平均的なサイズの女性なら難なくくぐれるサイズでした。
同じく境内に、文化11年(1814年)に奉納された、日本一小さい鳥居があります。この鳥居は粟嶋神社に祈願して、重い病が奇跡的に完治したという方が、無病息災と幸せを願って奉納されたものです。
この約200年前の小さな鳥居は、片側が欠けているものの、他は際立った劣化もなく、綺麗な形で残っています。この鳥居はくぐる事は出来ませんが、パワースポットとして祀られています。
他に境内には学業成就・受験合格にご利益があるという木製の「合格鳥居」があります。
最終訪問日:2013.02.20.
粟嶋神社 アクセス
名称 | 粟嶋神社 |
住所 | 熊本県宇土市新開町557 |
TEL | 0964-22-1197 |
URL | https://awashima.or.jp/ |
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