万年山(はねやま)のミヤマキリシマ
大分県玖珠郡玖珠町にある万年山(はねやま)は玖珠町を代表する標高1,140.3mの山で、メサ(卓状台地)というテーブル状の台地(山)です。
この万年山は珍しい上下2段からなる二重メサであり、 メサが侵食されてできたビュートと呼ばれる地形の典型例である伐株山(標高685.5m)とともに玖珠町のシンボルとなっています。
万年山の頂上付近には5月~6月頃にミヤマキリシマが咲き誇ります。 毎年5月末に山開きが行われ、丁度ミヤマキリシマの開花時期となり、沢山の登山客が訪れます。
しかし登山者でなくとも、健康な方なら少し頑張って歩けばミヤマキリシマの群生地を見る事が出来ます。
万年山のミヤマキリシマ群生地は2ヶ所あり、登山者ならば好きなルートを選びどちらも巡れば良いのでしょうが、私は登山者ではないので、車と多少の歩きでミヤマキリシマを見たいと思います。
まず初めて訪れたのは、分かり易い小さい方のミヤマキリシマ群生地から。
国道210号から、万年山温泉の看板や万年山登山口の表示板を頼りに吉武台牧場まで上ります。この吉武牧場は8合目付近で、駐車場や簡易トイレがあります。
ここに車を停め、舗装された道をミヤマキリシマ群生地まで進みます。この日は生憎の天気でしたので、周囲が見渡せませんでしたが、この舗装された遊歩道を道なりに歩くと、15~20分程度でミヤマキリシマの群生地に到着です。
最終訪問日:2013.06.02.
万年山のミヤマキリシマ「お花畑」
山頂の西約3.6キロにある約4ヘクタールの「お花畑」と呼ばれるミヤマキリシマ群生地です。 前回訪れた吉武牧場は駐車場も広く、分かり易いので、難なく辿り着けましたが、今回のお花畑を目指すルートは分かり難かったです。
登山者ではないので、車で出来るだけ近くまで行きます。
三日月の滝 辺りから万年山を目指します。集落の中を走り、小田小学校の横から万年山模範牧場へと上って行きます。 牧場といっても今は使われていないのか? 周囲の道はアスファルトがひび割れていたり、かなり悪路で、かなりの不安になりながら進みました。もう引き返そうかと思っていた矢先、登山者の方々とお会いでき、お花畑への道のりを教えて頂きました。
車高の高い車でしたら、ミヤマキリシマの群生地の約500m手前くらいまで行く事が出来ますが、一般的な車ですと車体を擦ってしまいます。このルートには途中に駐車場もありませんので、車での鑑賞はお勧め出来ません。
しかし辿り着いたお花畑は、見渡す限りのミヤマキリシマの大地が広がっており、正にお花畑に迷い込んだみたいでした。 時期が少し遅く、枯れた株も見受けられたのが残念でした。
最終訪問日:2014.06.01.
万年山のミヤマキリシマ アクセス
名称 | 万年山のミヤマキリシマ |
住所 | 大分県玖珠郡玖珠町山浦 |
TEL | |
URL |
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