直方チューリップフェア

直方市役所や直方郵便局が並ぶ官庁街の向かい、遠賀川が遠賀川と英彦山川に分かれる三角州が、直方チューリップフェアの行われる、直方リバーサイドパークです。
リバーサイドパークの主な設備は、オートキャンプ場、サイクリングロード、中ノ島公園、グラウンドです。

チューリップフェアは、平成4年に直方オートキャンプ場の環境美化のために、市民ボランティアの手で1万球を植えたのが始まりです。その後、平成9年に『第1回のおがたチューリップフェア』が開催されました。
毎年4月初旬に開催され、チューリップフェア開催中でなくても、チューリップが開花している間は花を楽しめます。

2008年には花壇内に車が進入し、チューリップを踏みつけるという事件もありましたが、ボランティアの皆様の手によって無事開催。しかし直方市の財政難で、最後のチューリップフェアと言われ、珍しいチューリップの球根も無償で配られるという新聞記事を目にした記憶があります。
しかしその後も毎年「のおがたチューリップフェア」は開催されています。
2008年まで咲きそろっていた『世界のチューリップ展』と題した海外産の珍しいチューリップは無くなった様ですが、 それでも様々な品種のチューリップが植えられていました。
年によっては、チューリップフェアの時期と、 リバーサイドパーク内の高台にある桜並木の桜の開花時期が重なる事があり、 桜とチューリップの競演で二重の美しさが楽しめます。

桜並木の下には様々な品種のチューリップが植えられていました。日当たりのせいか、開花している品種が少なく残念でしたが、八重裂きのチューリップなど珍しい品種もありました。