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宮崎県庁本館(国登録有形文化財)

宮崎県庁本館

宮崎県庁 は、県庁舎、正門門柱、東門門柱が、平成29年(2017年)に国登録有形文化財に登録されています。県庁本館は、昭和7年(1932年)に約72万円(現在の価値で約50憶円)で建設されました。現役の都道府県庁舎としては全国で4番目に古く、また、九州では最古となる庁舎です。
宮崎県庁本館は、開庁時間内なら誰でも見学できるようになっており、正面玄関で「県庁本館の見学ポイント」というリーフレットを頂けます。もっと詳しく見学したいという方には、無料の「県庁見学ツアー」も開催されています。

宮崎県庁本館 門柱前から
宮崎県庁本館
宮崎県庁本館 裏側から写す

宮崎県庁本館は、鉄筋コンクリート造三階地下一階建で、塔屋と煙突が付き、ネオゴシックを基調とした垂直性の強い建物です。
玄関の敷石、車寄せ、基礎部分などに「議院石」と呼ばれる広島県呉市倉橋島産の花崗岩(御影石)が使われています。議院石は、国会議事堂に使われた石なので、そう呼ばれるようになりました。

「議院石」と呼ばれる御影石が使われた玄関
正面階段

正面階段の手すりに使用されている大理石は、宮崎県北部の五ヶ瀬町鞍岡(祇園山)から切り出されたものです。手すりには約4億年以上前のサンゴなどの化石が見られます。
また、広間の壁などにも大理石がふんだんに使用され、先述の鞍岡産のものの他、徳島県、山口県、高知県産のものが使用されています。

本館の中心となる部屋は、建設当時、天皇陛下などの賓客をお迎えする「正庁」「貴賓室」でした。知事室が建物の中心にないのは、当時知事が勅任の高等官だったことにもよります。

1階正面玄関を入ると、正面階段
化石が分かるように印が付けてある
県民部屋

講堂は、昭和36年(1961年)まで県議会本会議場として使用されていましたが、現在は知事の定例記者会見や会議などで使用されています。

講堂
扉の意匠もそれぞれ違う
副知事応接室
煙突

宮崎県庁本館の煙突は、建設当時に使用されていた暖房施設の一部で、高さ32mあります。建設当時は、地下のボイラー室で加熱された蒸気が建物内の各部屋に送られ、冬でも室温を約22度に保つ機能がありました。

県庁本館には合計8個の丸窓があり、矢羽模様のステンドグラスが装飾されています。丸窓は昭和初期の建築物に多く見られ、当時の豪華客船の窓に影響を受けています。

正庁会議室
丸窓は合計8個。矢羽模様のステンドグラスが
丸窓のステンドグラス
正面玄関の照明
正面玄関の受付台
戦時中に供出されたが、穴の位置に外灯が付いていた
宮崎県庁本館 門柱前から
アコウの木
宮崎県庁本館 wide
宮崎県庁本館 正面から
鹿児島に合併されていた宮崎の再置県を成し遂げた川越進翁
東門門柱も国登録有形文化財
東側入口

最終訪問日:2025.04.16.

宮崎県庁 アクセス

 名称 宮崎県庁本館
 住所 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10−1
 TEL 0985-26-7111
 URL   

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