隠れ切支丹の墓標「三位一体像」
「大板山たたら製鉄遺跡」へ向かっていると、約4km程手前に、「隠れ切支丹の墓標『伴天連墓』」と、「隠れ切支丹の墓標『三位一体像』」という二つの案内表示を見かけたので、見に行きました。近くに「キリシタン祈念地 紫福の里」という場所もありましたが、今回は訪問せず。
山口県萩市紫福(しぶき)には、隠れキリシタンの遺物が点在しています。キリシタン弾圧により山口を追放された一部の宣教師たちが、人里離れた紫福の地で密かに信仰を続けた名残です。
県道10号線沿いに、「隠れ切支丹の墓標『三位一体像』」の案内表示があります。ここから細い道に入ると、次の案内表示がありました。ただ、この矢印の方向、民家なんですよね。道路から何かみえないかと探しましたが、何もない。ならば、この民家の先の森の中なんだろうと、民家の前をお邪魔します。
おっかなびっくり、納屋の横を進むと、茂みの中に、いらっしゃいました。
二基ある石像のうち、左手が三位一体像です。どちらの石像も、胸の前に手を合わせてお祈りをしている様に見えます。
説明版の横には、石組みの穴の様になっていました。水場だったのでしょうか?
隠れ切支丹の墓標
《三位一体像》室町時代、大友氏滅亡のあと戦乱の場となった山口から多くのキリスト教信者が紫福村へ逃れてきたという。さらに江戸時代になると毛利の切支丹禁断政策により、信者はひっそりと、山里に隠れ住んだといわれる。
この路傍にある二基の苔むした墓碑の一基は三面一体となった像である。
合掌像や墓石の小窓の形に使われている三角形はキリスト教の奥儀である三位一体をほのめかす何かの象徴であろう。
最終訪問日:2024.06.12.
隠れ切支丹の墓標「三位一体像」 アクセス
名称 | 隠れ切支丹の墓標「三位一体像」 |
住所 | 山口県萩市紫福 |
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