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サント・ドミンゴ教会跡資料館

サント・ドミンゴ教会跡資料館

「サント・ドミンゴ教会跡資料館」は、旧勝山小学校の建替えに伴う発掘調査で明らかになった、サント・ドミンゴ教会時代(17世紀初期)・末次代官屋敷時代(17世紀中期~後期)・高木代官屋敷時代(18世紀~19世紀)の遺構のうち、江戸時代初期(南蛮貿易時代)の教会時代の遺構に焦点を当てた資料館です。長崎市勝山町の、現在の長崎市立桜町小学校付近にあります。
江戸時代初期のサント・ドミンゴ教会跡の石畳や排水溝の遺構、大量の花十字紋瓦やメダイなどの遺物が出土し、ここに教会があったことを裏付ける重要な発見となりました。長崎のキリシタンとの関係、キリスト教弾圧を物語る遺構として貴重な文化遺産です。

サント・ドミンゴ教会跡資料館入口
出入口から入ったところ
勝山町遺跡(サント・ドミンゴ教会跡)と、長崎とキリスト教年表のパネル
用途不明の大型石組地下室。ここから1580~1610年代の陶磁器、木製品、花十字紋瓦が出土した
高木屋敷時代(18~19世紀)の井戸の遺構
サント・ドミンゴ教会時代(17世紀初期)の石畳。敷石は5ヶ所から発見されましたが、すべて教会時代のものと考えらている。この敷石は特に大型で平たい石を石畳状に敷き詰めたもの。当時のヨーロッパ人にとって、石畳は一般的なものだった
サント・ドミンゴ教会時代(17世紀初期)の排水溝
サント・ドミンゴ教会時代(17世紀初期)と、末次屋敷時代(17世紀中~後期)の土坑と礎石跡。教会時代の土坑の上に、1619年に建てられた末次代官屋敷跡の礎石が重なっていた。土坑内に拳大の玉石が詰め込まれており、末次屋敷を建てる際に地面を平らにしたと考えられている。教会跡地に末次平蔵が屋敷を建てたことは、当時の宣教師の記録にも残されている
奥の方から入口を振り返る
長崎市内で出土した十字架やメダイ
長崎市内で出土した花十字紋瓦

花十字紋瓦は、十字の四方の先端が花びら状に開く、花十字が文様に用いられた瓦のことで、16世紀末から17世紀初めにかけて製作・使用されたものと考えられています。花十字紋は、キリシタン墓碑などにも見られる文様で、当時はキリスト教・キリシタンの象徴として用いられていました。
花十字紋は、長崎市内各地や南有馬町の原城跡で発見されています。サント・ドミンゴ教会跡では、85点もの花十字紋瓦が出土しています。

最終訪問日:2024.11.16.

サント・ドミンゴ教会跡資料館 アクセス

 名称 サント・ドミンゴ教会跡資料館 
 住所 長崎県長崎市勝山町30番地1
(桜町小学校1階 校門とは別に入口を設置)
 TEL 095-829-4340
 URL   

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