平和記念公園西側・本川(旧太田川)沿い散策
❖ 慈母の像
平和大通りに面した、西平和大橋の西詰に、慈母観音像が立っています。「慈母の像」と名付けられたかの像は、原爆で夫と子供を亡くした高ノブさんにより、昭和36年(1961年)8月6日に建立されました。碑文には「慈母の像 平和の鳩を はなち給ふ 自得」と刻まれています。
❖ 広島市立第二高等小学校慰霊碑
平和大通りに面した、市営河原町駐車場付近の緑地帯にあります。爆心地から約550mの木挽町で建物疎開作業をしていて被爆した広島市立第二高等小学校の職員・生徒約250人のための慰霊碑です。
❖ 広島県送出元満州開拓青年義勇隊物故者碑
「拓友(とも)よ眠れ」と刻まれたこの慰霊碑は、広島県送出元満州開拓青年義勇隊物故者の碑です。満蒙開拓青少年義勇軍(まんもうかいたくせいしょうねんぎゆうぐん)とは、日本内地の数え年16歳から19歳の青少年を満州国へ開拓民として送出する制度でした。碑文によると、広島県から送出した約5,000人の義勇隊員のうち、861人が満州の地で短い生涯を終える事となりました。
❖ 西本川濱恵美須神社
「西本川濱恵美須神社」は、文政年間(1818~1829)の創建とされる神社で、事代主大神(ことしろぬしのかみ)、大年大神(おおとしのかみ)を御祭神としてお祀りしています。当時の本川橋西詰めは江戸時代最大の川港で、近辺の河岸には商家が立ち並び、同社はその信仰を集めていました。
❖ 本川公衆便所・常夜燈・雁木
被爆建物として残されている「本川公衆便所」は、1945年8月6日の原爆にも耐え、その姿を残しています。爆心地から約480mという距離でした。
本川公衆便所の横には、「常夜燈」があります。現在の燈台と照明を兼ねた施設と推測され、少なくとも1808年以前に設けられたものです。
本川には水辺に昇降するための「雁木」が設けられています。護岸に設けられた階段で、船着場と荷揚げ施設を兼ねたものです。
最終訪問日:2024.06.14.
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