第二十一海軍航空廠本部庁舎跡地及び防空壕

長崎県大村市にはかつて、旧日本軍の第２１海軍航空廠があり、 当時、東洋一と言われた戦闘機の製作修理工場や特別攻撃隊の出撃基地である大村海軍航空隊がありました。
第２１海軍航空廠は、昭和16(1941)年10月に佐世保にあった海軍工廠航空機部が移転し開設されました。海軍の観測機や戦闘機を製造し、５万人の工員が就業していたのです。
この場所はかつて第二十一海軍航空廠の本部庁舎が建っていた場所ですが、現在は本部庁舎用の防空壕のみが残されています。

場所は大村郵便局の斜め前、長崎県消防学校の正面玄関前あたりです。防空壕のすぐ隣に、大村市多目的スポーツ広場の駐車場があります。