小浜温泉

長崎県雲仙市小浜町には、雲仙岳の標高700mの位置に「雲仙温泉」があり、 橘湾に面した海岸線に「小浜温泉」があります。
小浜温泉は、島原半島の西側、雲仙国立公園の西麓に位置し、野母半島を望む橘湾に臨む風光明媚な温泉地です。高い温泉温度と豊富な湯量が自慢で、『湧出量×湯温』で求められる放熱量が日本一と言われており、 至るところから蒸気が立ち上っています。橘湾を臨む海辺に約25軒の旅館・ホテルが軒を連ねるほか、3軒の共同浴場があります。

小浜温泉から見る橘湾の夕日はとても美しいと言われており、共同浴場のうちの1つ「茜の湯」は海岸の露天風呂であり、夕日を眺めながらの入浴も楽しめます。また旅館の中には夕日を眺めながら入浴出来る露天風呂を備えた施設もあります。
橘湾に面した「小浜マリンパーク」には、長さ日本一である足湯「ほっとふっと105」があり、小浜温泉のシンボルとなっています。小浜温泉の源泉105度にちなみ、全長105mという足湯で、足ツボを刺激するウォーキング足湯や、ペット足湯も備えています。

また、足湯の横にある蒸し釜では、食材を蒸すことが出来ます。ご当地グルメとしては、小浜ちゃんぽんが有名です。

小浜温泉の観光案内所に隣接する 「夕日の広場」には、歌人で精神科医の斎藤茂吉が、ここの夕陽に感動して詠んだ歌を刻んだ歌碑が立っています。