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仁田峠第一展望所/雲仙ロープウェイ

仁田峠第一展望所 wide 1

仁田峠第一展望所/雲仙ロープウェイ

仁田峠 は、美しい景色を楽しめる観光名所で、春のミヤマキリシマ、夏の緑、秋の紅葉、冬の霧氷と、四季を通じて様々な表情を見せてくれます。
仁田峠へのアクセスとなる 仁田峠循環道路 は、雲仙市および南島原市にまたがる延長8.2kmの山岳道路で、全線にわたり左回りの一方通行となっています。現在は無料開放されていますが、入口で1台100円の協力金が必要です。
仁田峠循環道路を道なりに進むと、まず「仁田峠第二展望所」があり、それから4~5分進むと、ここ「仁田峠第一展望所」があります。(仁田峠展望台、単に仁田峠、とも呼ばれます)雲仙ロープウェイの発着所でもあります。

仁田峠駐車場付近から写す
駐車場から雲仙ロープウェイへ進む

仁田峠第一展望所は、標高1080mの位置、仁田峠循環道路のほぼ中間地点に位置しており、ここを過ぎると下りのルートとなります。
仁田峠第一展望所には、大型駐車場と売店「仁田パークレスト」、トイレが完備され、仁田峠~妙見岳間(標高差約250m)を結ぶ「雲仙ロープウェイ」が運行しています。1990年代の普賢岳の噴火で誕生した平成新山(へいせいしんざん)をはじめ、天気が良ければ天草方面まで一望出来るビュースポットです。

仁田峠園地の案内パネル
雲仙ロープウェイ乗り場付近
雲仙ロープウェイ

仁田峠園地(Gateway to Mount Unzen)
ここ仁田峠は、妙見岳、国見岳、普賢岳、平成新山等から構成され、現在も活動を続けている火山群である雲仙岳の入り口です。
雲仙岳は雲仙天草国立公園の核心地であり、先史時代から激しい噴火を繰り返し発達し続けてきました。
仁田峠からは各所で島原半島を一望することが出来ます。また、仁田峠よりも174m高いロープウェイの終点、妙見岳からは360°の眺望が広がります。
雲仙岳の各地に広がるのが、火山ガスに強く過酷な環境でも育つツツジ科のミヤマキリシマです。春にはミヤマキリシマ、秋には鮮やかな紅葉、そして冬に霧氷と、季節ごとに美しい自然を楽しむことが出来ます。

雲仙ロープウェイ乗り場付近の展望所。普賢神社拝殿と背後に平成新山を望む
雲仙ロープウェイ
普賢神社拝殿

雲仙ロープウェイの乗り場横には、「普賢神社」の拝殿があります。普賢神社はもともと普賢岳山頂付近にあった神社ですが、平成初期の噴火により、火山灰に埋もれて消失してしまいました。1995年にこの仮拝殿が建てられ、2004年に普賢岳山頂付近に新しい普賢神社が建てられました。

雲仙ロープウェイ乗り場付近から見た平成新山など
雲仙ロープウェイ乗り場付近から見た景色

活火山のある風景
雲仙岳のうち、野岳、妙見岳、国見岳、普賢岳は古くからある山ですが、平成新山は1990年の11月から1995年までの間に2億㎥もの溶岩を噴出した大噴火によって出来た新しい溶岩ドームです。高速で流れ下る火山ガスや火山噴出物は、山頂から5km近くの地点まで到達し、外国人科学者や消防団員を含む40名以上が犠牲となりました。
火砕流の爪痕は現在もはっきりと残っていますが、破壊された森林は少しずつ回復してきています。
まず、始めに過酷な環境でも生育する草木類や火山ガスに強いツツジが広がり、モミジをはじめとする広葉樹等の高木も次第に根を張り、植生の回復は今も続いています。
現在、平成新山を除く山は登山可能となっています。特に標高1,333mの妙見岳まではロープウェイで気軽に登ることができます。また、あざみ谷ではシジュウカラ、ウグイス、ヒタキ等の鳥類観察を楽しむことが出来ます。

雲仙ロープウェイ妙見岳駅

雲仙ロープウェイ妙見岳駅

仁田峠~妙見岳間(標高差約250m)を結ぶ「雲仙ロープウェイ」で約3分、妙見岳駅へと上ってきました。ロープウェイからの景色は、春のミヤマキリシマ、夏のヤマボウシや新緑、秋の紅葉、冬の霧氷と、四季折々の景色が楽しめます。
妙見岳駅付近は展望所になっており、仁田峠駅方面を見下ろせる他、天気が良ければ天草方面まで一望出来ます。

ロープウェイ駅の横が展望所になっている
仁田峠/妙見岳からの眺め (1)
仁田峠の駐車場が見える
おしどりの池が見える

妙見岳山頂展望所

雲仙ロープウェイの妙見岳駅より、更に妙見岳山頂の展望所へ向かいます。妙見岳山頂は標高1,333m。東屋横から展望所へ続く登山道の入り口があり、そこから上ると、突き当りがT字路になっており、右に行くと「妙見岳山頂」、左に行くと「妙見神社」です。このT字路の分岐点辺りは「妙見カルデラ展望所」と呼ばれています。

右側の山の上に見えるのが、妙見岳山頂展望所
妙見岳展望所、妙見神社への登り口
この辺りが「妙見カルデラ展望所」 ここを左に進むと妙見神社、右に進むと妙見岳山頂展望所
妙見カルデラ展望所
妙見カルデラ展望所

妙見カルデラ展望所(Mr.Fugen Hiking Trail : Volcanoes of Myoken Caldera)
島原半島は、地下深くのマグマの動きにより形成されました。
火山は、成長、噴火、崩壊を繰り返し半島の山並みを形成しました。約430万年前に始まった多くの火山活動は、現在の雲仙岳よりも南西部で起こり、火山はゆっくりと有明海に島を形成しました。50万年前に火山活動は北に移り、それが最古の雲仙火山となりました。
雲仙火山の噴火により火山島は九州本土とつながり島原半島が誕生しました。
その後、約30万年前からは、半島の中心部を平行に走る東西の断層が中心地帯をゆっくり引き離すにつれて沈み始め、地溝と呼ばれる谷を形成しました。
雲仙地溝の内部では多くの火山が溶岩ドームを形成しました。約15~7万年前の野岳の火山活動の結果、野岳カルデラが形成されました。火山の誕生→溶岩ドームの形成→崩壊によるカルデラの形成というサイクルはその後も繰り返され、野岳カルデラの中に形成された妙見火山の崩壊により、現在の妙見カルデラが形成されました。
火山の崩壊を示す妙見カルデラは、今も鑑賞することが出来ます。カルデラの周縁部に沿うような形で現在の登山道があります。妙見カルデラの内部には、立岩の峰、島の峰、普賢岳と、より新しい山がそびえており、最高峰の平成新山は1990年から1995年に掛けて形成された最も新しい溶岩ドームです。

妙見岳山頂展望所
妙見岳駅隣接の展望所を見下ろす

妙見神社

「妙見神社」は妙見岳山頂付近に建立されている神社です。雲仙ロープウェイの妙見岳駅から約5分ほど登ります。妙見神社の御朱印は、雲仙温泉街の「温泉神社」で授与して頂けるようです。紅葉の時期には妙見神社を取り囲むように、真っ赤に色づいた紅葉が綺麗です。

妙見神社へ続く道
妙見神社鳥居
紅葉がとても美しい妙見神社
妙見神社

最終訪問日:2024.11.14.

仁田峠第一展望所 アクセス

 名称 仁田峠第一展望所 
 住所 長崎県
 TEL 
 URL   

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