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長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)

長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)

国指定重要文化財である「旧長崎税関下り松派出所」の建物に、長崎の伝統工芸品である長崎べっ甲と、税関関係の資料を展示しています。

長崎港は、元亀2年(1571年)に初めてポルトガル船が入港して以来、海外貿易が盛んに行われました。元禄11年(1698年)には、税関の全身となる長崎会所が設置されました。
寛永16年(1639年)にはポルトガル船の来航が禁止され、貿易は中国とオランダのみが長崎の出島に限定されて行われました。

旧長崎税関下り松派出所(長崎市べっ甲工芸館)
旧長崎税関下り松派出所(長崎市べっ甲工芸館)

この建物は長崎税関の下り松派出所として、明治31年(1898年)に新築されました。煉瓦造りの建物で、平屋建て、正面の両端に三角破風(はふ)を見せ、中央部にはアーチ型の出入り口を開き、海側の正面性を重視した建物です。
この旧派出所の前には、当時、外国から来た人が上陸する波止場がありました。外国人居留地へ向かう同線上に位置し、税関の「荷改所(にあらためしょ)」として、全面中央部の広い土間(どま)の検査場で輸出入貨物を検査していました。他に事務所、船具倉庫、宿舎等と様々な用途に使用されました。

長崎市べっ甲工芸館の案内

「長崎べっ甲」は平成29年(2017年)に国の伝統的工芸品に指定されている、長崎市や諫早市を中心に生産されている工芸品です。原材料は赤道付近に生息するの海ガメの一種「タイマイ」の甲羅で、斑点模様やあめ色が特徴です。江戸時代の鎖国時政策で、唯一の貿易港として長崎の出島が開かれていたことで、材料が手に入りやすく、また長崎にその技術が伝えられ、伝統工芸品として発展していきました。
館内には、日本べっ甲協会が寄贈した貴重な作品のうち約300点を展示しています。

長崎市べっ甲工芸館

長崎税関や税関に関する資料を展示した部屋もあります。
明治時代に建てられ、現存している税関庁舎は、全国に5ヶ所あります。
そのうち3ヶ所は、長崎税関管内にある、『旧長崎税関下り松派出所』、『旧長崎税関口之津税関支署』、『旧長崎税関三池税関支署(福岡県大牟田市)』です。
他の2ヶ所は、『旧新潟税関庁舎』、『旧門司税関』です。

長崎税関に関する資料を展示している
建設当時の建築材料など
建設時の出入口扉

最終訪問日:2024.11.17.

長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所) アクセス

 名称 長崎市べっ甲工芸館(旧長崎税関下り松派出所)
 住所 長崎県長崎市松が枝町4-33
 TEL 095-829-1152(長崎市観光政策課)
 URL   http://www.bekko.or.jp/bekko.html

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