一心寺のぼたん桜（不動尊一心寺）

一心寺のぼたん桜

大分市にある「不動尊一心寺」は、昭和38年(1963年)に建立された比較的新しいお寺です。初代住職が奥様のために植樹した「ぼたん桜」が有名で、現在は約２万坪という広大な境内に、西日本隋一の約15種・約1,000本ものぼたん桜（八重桜）が咲き乱れます。
山々に囲まれた谷の部分に位置しており、境内を見下ろすとまるでピンクの絨毯を敷いたようで、「桜の雲海」とも称されます。桜の開花時期土日には夜間ライトアップも行われます。拝観料は有料で、お花見などの敷地内飲食はできません。

一心寺には、本堂「金堂」の他、「十三佛殿」、永代供養納骨堂の「桜源郷」や樹木葬「夢さくら」、日本最大級の大不動明王像、薬師観音像など、広い敷地内に見どころが沢山あります。
若年層への集客施策として、公式キャラクターを作成しており、三十三観音など仏様を現代風キャラクターにしたものや、桜の品種に因んだ公式キャラクターなども展開されています。
また、一心寺の初代住職はソフトバンクホークスの今宮選手のお祖父様、現住職は実のお兄様なので、今宮選手のコーナーがあり、写真などの展示、グッズの販売や、後援会「翔健会」の事務局もここにあるようです。

本堂

一心寺の本堂は「金堂」と名付けられており、入口を金剛力士像（仁王像）がお守りしています。
本堂内には、約1250年前の作と言われるご本尊・不動明王像と、2体の国宝級の仏像などが安置されています。日本最大の置鐘「念仏鐘」は、痛みが激しくなったため、自動鐘打器で鳴らします。
御朱印も本堂で販売されています。一心寺のオリジナルキャラクターイラストを使った御朱印が殆どで、カラフルで可愛らしいです。
他にお守りなどのグッズの販売、ソフトバンクホークスの今宮選手のコーナーとグッズ販売など、楽しめる本堂内です。