広島護国神社
「広島護国神社」は広島市中区の「広島城」内にある護国神社です。（「護国神社」は、国家のために殉難した人の霊を祀るための神社です。）
広島護国神社は、明治元年(1868年)に明治維新の戊辰の役の霊を二葉の里の「水草霊社」に奉祀されたのが創建です。昭和9年(1934年)に西練兵場に移転、昭和14年(1939年)に広島護国神社に改称されました。昭和20年(1945年)の原爆投下により、社殿全てを焼失、その後も同地で祭祀を続けましたが、昭和31年(1956年)に現在地へ移りました。
祭神として、第二次世界大戦までの戦没者（戦死者や原爆投下で無くなった動員学徒の方々など）約9万2千柱をお祀りしています。
近代では、広島東洋カープが必勝祈願に参拝することで知られています。初詣では広島県で一番の参拝者を誇ります。
広島城が別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれたことに由来し、拝殿前の左右に鯉の開運像（右：昇鯉の像、左：双鯉の像）があります。拝殿で戦没者に手を合わせた後に、開運祈願をされると良いでしょう。
由緒
当社は明治元年、藩主朝命を奉じ戊辰の役の陣没者78柱の御霊を二葉の里に奉祀した水草霊社に起源する。
明治8年、官祭招魂社に列せられ、同34年広島招魂社と改称される。昭和9年秋、当時の西練兵場の西端に社地を遷し新社殿が造営された。
昭和14年、広島護国神社と改称されたが、同20年8月6日、原子爆弾の被災により社殿悉く灰燼に帰した。
その後、同署に小祠を建てて祭祀が続けられたが、神社復興の気運が高まり、復興奉賛会が結成され多くの県民の浄財により昭和31年11月、現在の広島城跡に荘厳なる社殿が造営された。
昭和46年、昭和天皇・香淳皇后御親拝の栄に浴するやその御聖徳により社頭は隆盛を極めた。平成5年4月、御大典記念事業として本殿、幣殿、拝殿の御社殿が竣工した。
平成21年7月、御創建130年記念事業として全ての社頭整備事業が竣工した。
御祭神は、戊辰の役より大東亜戦争に至る戦没者及び公務原爆死没者を祀る。
最終訪問日：2024.06.13.
広島護国神社 アクセス
| 名称 | 広島護国神社 |
| 住所 | 広島県広島市中区基町21番2号 |
| ＴＥＬ | 082-221-5590 |
| ＵＲＬ | https://www.h-gokoku.or.jp/ |
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