旧ウォーカー住宅　〖グラバー園〗

明治中期の1890年頃建てられた木造平屋建ての建物で、大浦天主堂横の祈念坂沿いに建てられ、様々な外国人が暮らしました。最後の家主となったのが、ロバート・ウォーカー二世です。昭和49年(1974年)にここに移築されました。
ロバート・N・ウォーカーは、明治31年(1898年)に荷揚げ業のR.N.ウォーカー商会を設立し、事業を広く展開しました。その次男であるロバート・ウォーカー二世が明治41年(1908年)に事業を譲り受け、その後大正5年(1915年)にこの住宅を購入し、生涯を過ごしました。