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ジャイアント・カンチレバークレーン

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」

ジャイアント・カンチレバークレーン

長崎港の 三菱長崎造船所 にある、日本で最初に建設された電動クレーンであり、現役で稼働するクレーンです。英国アップルビー社製のクレーンで、1909年に建設され、1961年に現在の場所に移設されました。電動モーター駆動で150トンの荷重に耐えられます。当初は大型機械の船舶への搭載や陸揚げのために使われましたが、現在は大型船舶用のプロペラなどの出荷に使用されています。

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」の構成資産のひとつとなっており、非公開施設ですが、対岸の「長崎水辺の森公園」や、南山手の「グラバー園」などから遠目で見ることができます。

ジャイアント・カンチレバークレーン
ジャイアント・カンチレバークレーン
長崎水辺の森公園付近
長崎水辺の森公園付近から写す
長崎水辺の森公園から写す

☟ グラバー園内に設置された説明パネルより転記 ☟

現在のジャイアント・カンチレバークレーン
1909年のジャイアント・カンチレバークレーン

明治初期、日本国内の産業革命と機械の大型化に伴い、従来の手工業では解決できない超重量の機材の荷上げ機能を持つ巨大なクレーンの建造が求められた。そこで既に長崎造船所の経営を行い、国産第一号のタービン製造を行っていた三菱は、トーマス・ブレーク・グラバーにゆかりのあるスコットランドのアップルビー社に巨大カンチレバークレーンの建造を依頼した。現地でマザーウェルブリッジ社によって一度仮組された上で解体され、海を渡って日本に運び込まれたジャイアント・カンチレバークレーンは1909年12月14日に長崎市飽の浦にその姿を現した。
1961年にはタービン工場拡張のため、当初の位置から150m離れた長崎市水の浦岸壁に移設された。その後もプロペラやタービンの船積で使用され現在も稼働している。

■ 世界遺産 明治日本の産業革命遺産 構成資産一覧

 エリア1
 萩

1-1
1-2
1-3
1-4
1-5

萩反射炉
恵美須ヶ鼻造船所跡
大板山たたら製鉄遺跡
萩城下町
松下村塾

 エリア2
 鹿児島

2-1
2-2
2-3

旧集成館
寺山炭窯跡
関吉の疎水溝

 エリア3 韮山

3-1

韮山反射炉

 エリア4 釜石

4-1

橋野鉄鉱山

 エリア5 佐賀

5-1

 エリア6
 長崎

6-1
6-2
6-3
6-4
6-5
6-6
6-7
6-8

小菅修船場跡
三菱長崎造船所 第三船渠
三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン
三菱長崎造船所 旧木型場
三菱長崎造船所 占勝閣
高島炭坑
端島炭坑
旧グラバー住宅

 エリア7
 三池

7-1
7-2

三池炭鉱・三池港(宮原坑万田坑専用鉄道敷跡、三池港)
三角西港

 エリア8
 八幡

8-1
8-2

官営八幡製鐵所(旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場)
遠賀川水源地ポンプ室

近隣スポット

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