キリシタン史跡公園
南島原市有家町の「キリシタン史跡公園」は、有家町に点在していたキリシタン墓碑と石仏を集めて史跡公園化したところです。
島原半島南東部は、16世紀後半から17世紀初頭にかけ、領主の有馬氏がキリシタン大名となり、布教を勧めたことにより、キリシタン文化が定着していきました。そのため南島原市は、近世初頭のキリシタン墓碑が全国帝に見ても圧倒的に多く残る地域なのです。
中でも、有家一帯にはキリシタン墓碑が集中して分布しています。
天正7年(1597年)には有家にイエズス会第二管区が置かれたり、一時はコレジオやセミナリヨが置かれるなど、イエズス会の重要な布教拠点となりました。
墓碑群とともに安置している石仏二体は、この地区で発見された、室町時代頃制作されたものです。
左が有家町尾上のキリシタン墓碑。「慶長十二年丁未」「三月二十四日」「類子」の文字が刻まれていることから、慶長12年(1607年)以降に作られた類子(ルイス)のお墓です。
右は有家町力野のキリシタン墓碑。
カルワリオ罪標十字紋が描かれています。
最終訪問日:2024.11.15.
キリシタン史跡公園 アクセス
名称 | キリシタン史跡公園 |
住所 | 長崎県南島原市北有馬町 |
TEL | |
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