杉の馬場の桜 


清流と山に囲まれ、 ❝筑前の小京都❞ と呼ばれる秋月の、秋月城跡へ続く約500メートルの直線道路が「杉の馬場」です。通りの両側に桜が植えられた直線約500mの桜並木になっており、秋月城跡の石垣やお堀などが当時の姿のまま残されています。
この道は秋月城へ向かう登城道で、杉の並木が生い茂り、武士たちが馬術の腕を競ったところなので「杉の馬場」と呼ばれています。しかし杉は江戸中期に伐採されたと言われています。近年になって、明治38年(1905年)に日露戦争の勝利の記念に桜が植えられたことから、桜並木となりました。
杉の馬場の入口には、種痘の父と言われる、緒方春朔(おがた しゅんさく)の顕彰碑があります。
種痘とは、天然痘の予防接種のことで、中国から長崎に伝わった人痘法を、長崎で医学を学んでいた秋月藩医の緒方春朔が改良し、上秋月の大庄屋の二児に実施したのが、わが国初めての予防接種と言われています。
秋月美術館付近の桜
秋月美術館は、杉の馬場の入口付近、野鳥川に架かる野鳥橋を渡ってすぐの場所にあります。茶陶で名高い高取焼を中心に、古窯跡出土品を収蔵・展示しています。門構えが素敵です✨
ほぼ向かい合う位置に、「秋月博物館」があります。
秋月博物館付近の桜 ≫秋月博物館はコチラ≪
秋月博物館は、杉の馬場の入口付近、「秋月美術館」の斜め向かい側にあります。ここは秋月藩の藩校「稽古館」の跡地で、博物館入口である冠木門のすぐそばに、それを示す石碑が建てられています。
瓦坂付近の桜 ≫瓦坂はコチラ≪
瓦坂は、秋月城の大手門へ続く坂道で、瓦を縦に並べて坂を造っています。当時は瓦坂の奥に大手門であった黒門、そして表御殿がありました。現在は秋月中学校の敷地となっています。
杉の馬場一番奥付近の桜
杉の馬場の一番奥の方、長屋門や黒門への入口付近の桜です。杉の馬場は車両通行可のため、道路標識もあって、何だか不思議な感じです。
杉の馬場の奥には、数件の飲食店があります。
最終訪問日:2025.03.31.
杉の馬場 アクセス 
名称 | 杉の馬場 |
住所 | 福岡県朝倉市 |
TEL | |
URL |
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