島原鉄道 愛野駅
雲仙市愛野町にある島原鉄道の駅で、教会風の駅舎にピンクのクローバーがあしらわれた可愛らしいデザインとなっています。駅前には温泉軽便鉄道の愛野村駅があったことを示す記念碑および、「ほほえみの像」が立てられています。
また、愛野駅から2つ隣の吾妻(あづま)駅までの切符は「愛しの吾が妻(いとしのわがつま)」と読める事から縁起切符になっています。
愛野町は島原半島の玄関口に位置していて、雲仙岳の裾野の斜面にはジャガイモ畑が広がり、長崎県内で主要なジャガイモ栽培地となっています。長崎県は北海道に次いで、ジャガイモの生産量が全国第2位なのです。
そして、愛野町という素敵な地名を生かして、“愛の聖地” “愛のまち” にする活動が行われています。愛野町に入ると、“愛”をテーマにしたいくつかの像を目にします。 また、「愛の○○」といった商店を見かけます。
愛野町および雲仙市を“愛の聖地”にする活動を行っているのが、『雲仙「愛の聖地」プロジェクト』です。また、愛野町を“ロマンチストの聖地”とし、ここ愛野駅に名誉本部を置く、『日本ロマンチスト協会』という団体と共に、「ジャガチュー(ジャガイモ畑の中心でロマンスをさけぶ)」をはじめ、様々な取り組みを行っています。
この愛野駅の駅舎も、その一環として、2010年に現在の模様に塗り替えられたのです。 デザインは一般公募から選ばれた物で、ピンクのクローバーに書かれた数字は、来場者が好きな数字を選んで記念撮影を出来るように書かれている物です。
また、2011年には愛野駅で全国から公募した3組のカップルの結婚式を執り行われ、その時の写真が駅舎内の「愛の伝言板」に貼られています。
雲仙市商工会作成の “雲仙市愛の聖地巡礼マップ” も置いてあり、“愛のスタンプラリー” も兼ねているので、ちょっと違った雲仙観光が出来るでしょう。
最終訪問日:2012.05.03
島原鉄道 愛野駅 アクセス
名称 | 島原鉄道 愛野駅 |
住所 | 長崎県雲仙市愛野町甲 |
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