
第1術科学校 幹部候補生学校(旧生徒館)
広島県江田島の海上自衛隊「第1術科学校・幹部候補生学校」の敷地内にある、赤レンガの横長い建物です。海軍兵学校の生徒館として使われた建物で、現在は幹部候補生学校として使用されています。
明治26年(1893年)に竣工した建物で、イギリス人技術者のジョン・ダイアックが設計しました。使用されている赤レンガはイギリスから輸入されたとされていますが、一部広島産のレンガもあるそうです。
玄関上部で金色に輝く校章は、三代目校章です。初代(昭和41年~)・二代目(昭和45年~)の校章は、後で見学するお部屋の中に展示されていました。
玄関ホールから入り、回廊を通って資料室まで見学できました。玄関ホールの床板は、除籍された艦隊金剛の甲板のチーク材が使われているそうです。

江田島湾に面した桟橋付近には、戦艦「陸奥」の砲塔があります。これは陸奥の4番主砲として搭載されていた40センチ砲で、改装が行われた際に取り外され、昭和10年(1935年)に海軍兵学校の教材として移設されたものです。
最終訪問日:2024.06.16.
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