第1術科学校 大講堂(旧海軍兵学校大講堂)
大講堂 は、白壁に、銅色が美しい、石造2階建ての建物です。大正6年(1917年)に 海軍兵学校の大講堂 として建築され、現在も第1術科学校の大講堂として、入学式などに使用されています。
式典を行うために建築された建物で、外壁は瀬戸内海産の御影石(花崗岩)が使用されています。約2,000人を収容できる広さがあり、内部はアーチ型を描いた吹き抜けで、舞台に玉座が設けられています。天井から下がるシャンデリアは舵輪をかたどっており、建物内外の随所に美しい細工が見られます。
入り口は建物の両側にあり、車寄せが付けられた入り口は、天皇陛下や皇族方のために設けられた主賓用玄関です。こちら側から入ると、正面奥に舞台と玉座を構え、ホール全体を見渡せます。
反対側(海側)の入り口は平民口と呼ばれ、一般の人はこちらから出入りをしていたそうです。

最終訪問日:2024.06.16.
☟ 第1術科学校・幹部候補生学校(旧海軍兵学校)関連記事 ☟
⚓ 海上自衛隊 第1術科学校・幹部候補生学校(旧海軍兵学校)
🔗 Blog〖海上自衛隊第1術科学校見学 ① 江田島クラブ〗
🔗 Blog〖海上自衛隊第1術科学校見学 ② 大講堂〗
🔗 Blog〖海上自衛隊第1術科学校見学 ③ 幹部候補生学校〗
🔗 Blog〖海上自衛隊第1術科学校見学 ④ 教育参考館〗
コメント