
音戸大橋(第一音戸大橋)
音戸大橋 は、広島県呉市の警固屋町(本土)と音戸町(倉橋島)を結ぶ道路橋です。平清盛公が開削したと伝わる、音戸の瀬戸海峡に架橋されています。昭和36(1961)年に開通した「音戸大橋(通称:第一音戸大橋)」と、平成25(2013)年に開通した「第二音戸大橋(通称:日招き大橋)」の2つの道路橋があります。また、第二音戸大橋の音戸側に架かる歩道橋を赤いアーチ橋にして「第三音戸大橋(正式名称:坪井広場横断歩道橋)」と名付けています。
音戸の瀬戸は、狭いところで幅約90mという、狭くて船の往来も激しい、古来より交通の要所であり難所でありました。江戸時代からこの海峡を渡る「音戸渡船」という日本一短い渡し舟がありましたが、2021年に廃止となりました。
「音戸大橋(第一音戸大橋)」は、瀬戸内海で初めての本土から離島への架橋事業として、昭和36(1961)年に完成しました。音戸の瀬戸で最も狭い幅約90mのところに架けられた、主橋梁長172m、アーチ部116mの真紅の橋です。
音戸大橋の架橋に当たり課題となったのが、倉橋島側の用地が少ないことと、大型船舶が通るための桁下高さの確保でした。それを克服するため、倉橋島側は、世界でも珍しく我が国では初めてとなる「2層半螺旋型高架橋」とし、本土側をループ式道路とすることで、狭小な用地内で桁下高さ23.5mを確保する設計となりました。また、航路を橋脚で狭めないために、海峡の最狭部をひと跨ぎするランガー橋としました。

最終訪問日:2024.06.15.
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