三菱重工長崎造船所
三菱重工業長崎造船所 は、長崎県長崎市にある本工場(長崎造船所)、香焼工場、幸町工場と、諫早市の諫早工場からなる、三菱重工業の造船所・工場です。
本工場(長崎造船所)は、1857年(安政4年)に江戸幕府直営の「長崎鎔鉄所」として誕生しました。日本初の艦船修理工場と言われています。江戸幕府から明治政府と官営の工場として運営された後、1884年(明治17年) に民間である三菱の経営となり、「長崎造船所」と改称しました。
この工場では、戦前・戦中に数々の船が造船されましたが、中でも戦艦武蔵を建造したことで有名です。
ジャイアント・カンチレバークレーン
この 「ジャイアント・カンチレバークレーン」 は非公開施設なので、通常近くで見る事はできません。対岸の「長崎水辺の森公園」「グラバー園」などから遠目に見ることができます。
1909年(明治42年)に三菱長崎造船所(当時は三菱合資会社)に竣工した、同型としては日本に初めて設置された電動クレーンです。英国スコットランドのアップルビー社製で、高さは約62m、アーム部分の長さ約75m。150tの吊上能力を持ち、電動気モーターで駆動します。
現在も、船舶用プロペラや蒸気タービンなどを上げ下げする為に使われている、現役のクレーンです。
第三船渠(だいさんせんきょ)
この 「第三船渠(だいさんせんきょ)」 は1905年(明治38年)に建設された、当時東洋最大の乾船渠(かんせんきょ)(ドライドック)です。
入江の地形を利用して、背後の崖を切り崩し、前面の海を埋め立てて造られました。全長222.2m、建造能力3万トン(いずれも竣工当時)の大型ドックで、その後全長276.6m、9万5千トンに増強されました。
長崎造船所では明治時代に第1~第3の3つのドックが開設されましたが、現存するのはこの第3ドックのみで、現在も三菱重工業長崎造船所のドックとして稼働しています。
香焼(こうやぎ)工場
1972年(昭和47年)に大型タンカーの専用建造工場として完成した三菱重工最大規模の工場です。造船ドックは長さ約1キロ、幅100メートルと国内最大級です。長崎市香焼町北部の大半が工場の敷地となっています。
⚠ 香焼工場は、2022年に「大島造船所」へ売却されました ⚠
最終訪問日:2019.04.15.
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