亀山社中資料展示場
亀山社中資料展示場 は、「亀山社中ば活かす会」という地元住民・有志による団体で運営されています。ここにある資料や写真は、旧亀山社中記念館で展示していたものが中心で、幕末期の古写真などを展示・公開しています。
亀山社中跡は、平成元年(1989年)~平成18年(2006年)まで「亀山社中記念館」として一般公開されていましたが、一旦閉鎖となりました。そのときに、旧記念館で展示していた資料の一部を展示する「亀山社中資料展示場」が設けられました。現在は亀山社中跡にある記念館は、長崎市に経営が変わり、平成21年(2009年)より新たに「亀山社中記念館」として公開されています。
亀山社中は、慶応元年(1865年)に薩摩藩などの援助によって、坂本龍馬とその同志20数人により結成された日本初の商社兼私設海軍です。
貿易や海運などを生業としながら、江戸幕府の倒幕に向けた政治活動などを行いました。
慶応元年(1865年)に廃止された神戸海軍操練所の修業生のうち、坂本龍馬を中心とする20数名で組織されており、薩摩藩の小松帯刀に伴われて長崎に移り、長崎の豪商小曽根家の援助によって、亀山(現:伊良林地区)において亀山社中を結成したとされています。(所説あり)
亀山社中という名前は、活動拠点とした民家が、もともと亀山焼の職人の居住だったことから、それに仲間を意味する社中を付けて「亀山社中」と呼ばれるようになりました。この亀山社中が、後の海援隊へ成長していきます。

良林亭(りょうりんてい)跡
文久3年(1863年)に草野丈吉は、わが国西洋料理専門店の先駆けである「良林亭」を開業しました。草野氏は18歳のとき出島和蘭(おらんだ)商館出入りの商人に雇われ、その推薦でオランダ人の洗濯係やボーイを勤め、のちにオランダ人と起居を共にしながら料理の腕を磨き、西洋料理の調理法を極めました。良林亭は、六畳一間の部屋で、6人以上のお客様はお断りだったそうです。元治元年(1864年)には店舗を他所に新築し、「自遊亭」、慶応元年(1865年)に「自由亭」と改称。明治11年(1878年)、馬町の諏訪神社前に進出しました。グラント前アメリカ大統領が立ち寄った際には、コーヒーや洋酒、果物などを出しました。明治20年(1887年)に廃業。自由亭時代の建物は、現在グラバー園内に移築されています。
最終訪問日:2024.11.17.
亀山社中資料展示場 アクセス
名称 | 亀山社中資料展示場 |
住所 | 長崎県長崎市伊良林2-9-2 |
TEL | |
URL |
近隣スポット
PR | Information


2023年プール、ラウンジ、サウナ、フィットネス、九州創作「千山万水」がグランドオープン。大切な時間を過ごすための極上空間。世界的建築家・隈研吾氏が建物、インテリアを設計。


「オールインクルーシブ」のスモールラグジュアリーホテル。緑と花に囲まれた【プライベートジャグジー】 日常の疲れを癒やす【2種のサウナ】 料理人が目の前で調理し出来立てを味わえる【食事】
LINK , TAG , Others…
🔗《福岡発!! 九州観光ガイド》since 2023 ⇨ 本サイトトップページ
🔗《福岡発!! 九州観光ガイド》since 2008 ⇨ 旧サイトトップページ
🔗《福岡発!! 九州観光ガイド ~ブログ編~》 ⇨ ブログ記事
コメント