日向岬・馬ケ背
日豊海岸国定公園内にある日向岬は長さ約5kmのリアス式海岸です。一帯には国の天然記念物に指定されている「日向岬の柱状節理」が広がり、太平洋の水平線と共に壮大な景観を体感できます。「馬ヶ背」の由来は、海から見た時に岬全体の形が馬の背に似ていることから、そう名付けられたと言われています。
駐車場にある「馬ケ背茶屋」付近から遊歩道が整備されており、主な見どころ「細島灯台」「馬ケ背展望所スケルッチャ!」「日向岬展望台」を巡って一周すると、約30分程度の所要時間となります。
今回は、細島灯台経由ルートから、馬ケ背散策です。
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日向岬の細島半島先端に建つ⻄洋式の灯台で、初代の灯台は明治43年(1910年)5月10日に宮崎県によって設置点灯しました。白色六角形で、石材・煉瓦・木材・鉄板を組み合わせた設計でしたが、なんと初点灯から12日後に火災で焼失。そして同年12月20日に建替えられました。
昭和15年(1940年)に国の管理へ移行し、昭和16年(1941年)にコンクリート造り灯台へ建替えられました。
平成3年(1991年)に改良改修工事を行い、現在の姿となりました。
平成31年(2019年)に国の登録有形文化財に指定されました。
細島灯台からスケルッチャ!へ向かう
細島灯台から、馬ケ背展望所「スケルッチャ!」へ向かいます。途中、野鳥を見かけてちょっと休憩。イソヒヨドリのようです。
遊歩道は高低差もあり、体力を消耗しますが、所々にベンチが設けられており、日向灘を眺めながら一休みできます。
馬ケ背展望所「スケルッチャ!」 🔜 スケルッチャ!のページはコチラ
馬ケ背展望所「スケルッチャ!」は、馬ケ背の柱状節理の断崖絶壁を見下ろす場所に設置されたガラス張りの展望スペースです。令和4年(2022年)に設置されました。海蝕で削られた岩の裂け目に荒々しい柱状節理が聳え、足元を見下ろすと切り立った岩肌と青い海のラインに引き込まれるようです。
馬ケ背は高さは70mにも達する垂直の柱状節理の断崖で、その規模は日本最大です。この一帯に広がる柱状節理は「日向岬の柱状節理」として国の天然記念物に指定されています。
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馬ケ背展望所「スケルッチャ!」から更に少し先へ進むと、「日向岬展望台」です。日向灘に突き出した柱状節理の岩場の上に設けられた遊歩道があり、その遊歩道の先端が「日向岬展望台」です。
ここからは太平洋の大パノラマと水平線、天然記念物に指定された「馬ケ背の柱状節理」をダイナミックに感じられます。
最終訪問日:2025.04.14.
日向岬・馬ケ背 アクセス
| 名称 | 日向岬・馬ケ背 |
| 住所 | 宮崎県日向市細島1-1 |
| TEL | 0982-54-6177(馬ケ背茶屋) |
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