旧海軍赤江飛行場の弾薬庫跡

現在の宮崎空港とその周辺は、太平洋戦争中には日本海軍の航空基地でした。当時は「赤江飛行場」と呼ばれていたその周辺には、現在も幾つかの遺構が点在しています。
中でも大型の遺構として、7基の掩体壕と、4基の弾薬庫が残っています。場所としては、本郷地区の住宅街に4基の中型掩体壕 があり、宮崎空港の滑走路脇、一ツ葉有料道路の両側に、3基の小型掩体壕と4基の弾薬庫跡があります。
宮崎県の資料としては、2基の弾薬庫とされていますが、一ツ葉有料道路の北側に、県の資料にも記載されている2基があり、南側にも1基が確認できました。全部で4基ある様ですが、最後の1基は確認できませんでした。

一ツ葉有料道路の北側(空港とは反対側)にある2基の弾薬庫は、通称「8号」「9号」弾薬庫と呼ばれています。掩体壕が「7号」まであるので、その続き番号なのでしょう。
宮崎県の資料では、「弾薬庫1」「弾薬庫2」となっています。どっちが「8号」か「9号」なのか、「1」及び「2」なのか不明なので、空港に遠い方から通称「8号」と表記しています。
この2基の弾薬庫は畑の中にありますので、農道と畦道から見学します。 微妙な違いはありますが、2基ともほぼ同じ形をしており、正面の開口部が四角く縁取られ、両脇に2ヶ所ずつ、計4ヶ所の小窓の様な開口部があります。

8号、9号弾薬庫を見学した後は、一ツ葉有料道路の下をくぐり抜けて、宮崎空港側へ歩いて行きました。田畑が広がっており、農作業をしておられる方の姿がありました。
空港の滑走路側を見ると、掩体壕のお尻が見えていました。
農道をてくてく歩いていると、一ツ葉有料道路に近い畑に、一つの弾薬庫が見えました。仮称「10号弾薬庫」という事にして。。。
田畑の中にありまして、余り近づくことはできませんでした。8号、9号弾薬庫に比べると、明らかに小型の弾薬庫で、開口部は入口にしかありません。
最終訪問日:2018.09.19.
旧海軍赤江飛行場の弾薬庫跡 アクセス
| 名称 | 旧海軍赤江飛行場の弾薬庫跡 |
| 住所 | 宮崎県宮崎市大字田吉 |
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